外国切手研究会 第78回Zoom例会レポート

20211218 2000PM – 22:00PM開催『外国切手研究会 第78Zoom例会』レポートです。参加者8人中6人の発表で質疑応答が有りました。

1人目・山崎文雄氏)前回で紹介したカナダ・スモールクイーンイッシュー低額面切手の続編、3セントについて、今回も自分のコレクションと過去のオークションカタログを資料にして紹介、当時の国内用基本料金だった為、紙や目打、シェードなどのバラェテイが非常に多く、それらを整理した資料を見てもその多さが分かる。

Sc#37はモントリオール印刷でシェードはローズ系、Sc#41はオタワ印刷でシェードはバーミリオン系、スコットカタログでも別ナンバーになっている、シェードの分類は基本未使用だが、余りにも種類と組合せが多く難しい所が有る、使用済は一部のバラェテイを除き比較的安価な為、消印のタイプ違いを含めて色々と楽しむ事が出来る、カバーも2通紹介、共に差出人が印刷されている封筒で白封より人気が高い、書留切手が貼られたカバーの方は有名なシンガーミシン社の物。

過去のオークションカタログより銘版付きブロックを見ると、モントリオール印刷は100面シート、オタワ印刷は200面シートだったと思われる、又オタワ印刷では無目打も有るようです。

2人目・槇原晃二氏)第34回前編、第59回で紹介した1946年インドネシア独立1周年記念切手の続編を紹介、以前の説明と重複しますが、日本の敗戦後1945817日スカルノ大統領が独立を宣言したが、再植民地化を狙うオランダとの間で1949年迄戦争が続き、その間2つの郵政が存在する事となった。

この時期のジャワ切手は大きな分類として4つに分けられる、日本の南方占領地切手やオランダ領東インド切手を無加刷で使用した例、それら切手の国名をペンなどで消した切手、それら切手の国名抹消とインドネシア共和国名を加刷した切手、インドネシア共和国の正刷切手は1946年に発行され、独立1周年記念切手は全13種類が発行された。

分類の基本は用紙やシェード、目打の有無となる、20面シートで発行されており、マージンには数字とプレートのアルファベットが入っており、プレートABが存在する。

50Senはシート内にOpen SClosed Sと呼ばれるバラエテイが存在しており、紹介の15枚ブロックではその内11枚がClosed Sになる。

3人目・武田幸作氏)1986年発行アンチグア・バーブダより隣国のセントキッツ・ネイビス宛公式FDCを紹介、裏面には到着印も有る、オリジナル切手は522日発行だが、BARBUDA MAILと加刷されて828日に発行されたもの。

アンチグア・バーブダとセントキッツ・ネイビスは共に切手収集家には御馴染みだが、一般の方には余り知名度が無いカリブ海の小国で、人口も少なくFDCでも書留実逓便は少ないと思われる、セントキッツ・ネイビスは2年程前にセントクリストファー・ネイビスと国名変更されているが、以前もその国名であった。

4人目・吉田敬氏)ヨーロッパの雑誌より寄稿を求められて執筆途中の記事を一部紹介、内容的は日本とスイスとの郵便の歴史、非常に興味深い紹介でしたが、発表前でもあり校正等も掛けていないとの事で、冒頭部分の紹介だけとさせて頂きます。

5人目・中畑智文氏)今年1年を振り返り、前回とは対照的に残念だった入手品を紹介。

1件目、海外オークションで半分見えない状態で出品されていた3Sen連合ハガキ、YOKOHAMAの白抜抹消印が2個とLONDONE.Cの到着印が確認出来たが、下半分が見えない状態で出品されていた、左側の抹消印の下に切手が貼付された書留使用例ではと思い落札したが、日付印代わりに抹消印が押されていた使用例だった。

2件目、イギリス・レッドペニー6枚貼のケープホープ宛カバー、よく見ると右下の1枚はコーナーレターが合っておらず、5枚ブロック+1枚のカバーだった。

3件目、イギリス・最初の凸版切手6ペンスのカバー、カナダ宛で裏面にも到着印が押されており、比較的状態も良いと思ったが、折り畳み封筒が切られた状態のカバーだった。

6人目・重山優氏)旧中国・暫作参分の東川加刷と呼ばれる切手について、台切手に四川省重慶で加刷された物、加刷の出来が余り良くなくてバラエテイがカタログにも多く記載されており、紹介者もいくつものバラエテイを所有、文字間隔で第一次と第二次と分類されるが、実際には何方にも取れる加刷も多い、第一次は加刷が比較的スッキリ見えるが、第二次は加刷がボヤけて見える。

大東版と呼ばれる台切手にも2種類有り、透かし有りと無しが有る、透かし有りには第二次しか存在しない、シェードも透かし有りは比較的薄い緑、透かし無しは比較的濃い緑。

この暫作参分は伍分より八分に封書料金が値上げされた為、その差額用に発行された物だが、発行時には既に封書料金が値上げされて本来の使用目的には使えなかったり、当時の中国には切手ブームが有り未使用で保管された事などで、使用例や使用済は多くない。

今回は以上です。詳細は下記画像をクリックして頂ければ大きな画像で見て頂く事ができます例会内容に興味が有る方や御質問、感想等頂ける方、興味の有るマテリアルを御持ちの方、些細な事でも結構ですのでコメントをお待ちしております。

富士鹿切手発行百年記念切手展のご案内

『郵博 特別切手コレクション展』は、フィラテリーの普及および啓発を目的として、テーマを厳選し、2017 年度より、郵政博物館で年数回開催している一般切手展です。

郵政博物館で配布する目録(展示作品解説パンフレット)につきましては、PDF版も完成しておりますので、ダウンロードして参観のご参考にしてください。[ ダウンロード ]

展覧会詳細

展覧会名:2021年度 第4回 郵博 特別切手コレクション展
企画展名:富士鹿切手発行百年記念切手展
展示団体:郵趣振興協会

開催場所:郵政博物館(東京スカイツリータウン ソラマチ9F)
主催団体:郵政博物館、(特非)郵趣振興協会
後  援:世界切手カタログ・スタンペディア株式会社

郵政博物館における展示期間
2022年1月4日(月) 10:30-16:30
2022年1月16日(日)10:30-16:30
*最終入館時刻は閉場30分前です

クラウド展示の実施期間
2022年1月4日(月) -2022年1月16日(日)

外国切手研究会 第77回Zoom例会レポート・後編

2021124日 2000PM – 22:20PM開催『外国切手研究会 第77Zoom例会』レポート後編です。参加者10人中8人の発表で質疑応答が有りました、今回より基本発表者は実名記載となります。

5人目・中野健司氏)ニューヨーク・ロバートシーゲルオークションより、日本関連で興味深いマテリアルが多数出品されており紹介。https://siegelinternational.com/

中国と日本関連のオークションで大半は中国だが、PDFカタログも非常に詳しい、ペリー提督が他の船の艦長に宛てた1853年のスタンプレスカバーは参考として見積り価格日本円約500万円より、幕末のアメリカ領事館の手紙、在日アメリカ外国局・HAKODATE局カバー、 アメリカ1869年シリーズ貼在日アメリカ外国局・HIOGO局カバーなど、珍品マテリアルが多く出品されており参考価格も凄い物ばかりです、今回はPart1との事で続きが予定されているのかもしれません、日本とアメリカ関連との事で、いくつかのマテリアルにはEx Ryohei Ishikawaの記載が有ります。

6人目・比留間晃則氏)当日に東京綿商会館で開催の切手市場で購入したマテリアルをいくつか紹介、ベトナムやパレスチナの実逓カバーやガイアナやパプアニューギニアのパケットだが、ガイアナは加刷切手が多く含まれており使用済でも意外と高価、パプアニューギニアも額面変更加刷が含まれており、やはり高価な物が多い。

中東より日本宛カバーでオマーン初期の切手が貼られている物、スーダンの数字図案の1番切手4種類とエジプト切手に加刷した8種類がペアの全種貼カバーなども希少。

紙付き使用済も近年の物は実逓の使用済入手が難しい物や国が多数有る、今回一番の掘出し物はラオス切手に1985と赤で加刷された物で当時いくつかの加刷切手が発行されているが、この1枚はスコットカタログで100ドルの値段が付いている。

外国切手に関しては、比較的高価な物、古いマテリアルやコレクターが多い国などはネットオークションなどでも入手しやすいが、その逆に関してはそうでも無く、良い買い物をされたようです。

7人目・武田幸作氏)ニジェールコーストよりドイツ宛書留カバーの紹介、1897727BONNY RIVER発、切手は1894年発行の4種類貼、ロンドンとリバプールの中継印は共に820日、裏面にはバーデン・バーデンの到着印が821日、そこから転送されバーデン・ケーニヒスフェルトの到着印が823日。

英領植民地発の為一度本国に送られ、外国便扱いでドイツに宛てられたと思われる、イギリスのアフリカ植民地からのカバーは余り見かけず、ニジェールコーストはその中でも比較的少ない様です。

8人目・重山優氏)御自身のブログに殆ど毎日記事を投稿されているが、古い郵趣関連雑誌と共に入手した日本普通切手カバーの話、この辺りは集めた事が無いとの事で、日本関連にも詳しい槇原晃二氏に協力して頂き分類したとの事。

外国切手例会の為に関連するマテリアルを一部紹介、菊切手3銭貼カバーは同一年代使用例だが、国内が丸一型印に対して台湾では既に台湾型櫛型印が使用されている。

小判切手貼りカバーは国内使用例だがUPU3種が貼られている、昭和の時代にはジュニアにもブームが有り、ほぼUPU3種に特化した田辺猛氏の著書「小判切手の集め方」を思い出しました。

今回は以上です。詳細は下記画像をクリックして頂ければ大きな画像で見て頂く事ができます例会内容に興味が有る方や御質問、感想等頂ける方、興味の有るマテリアルを御持ちの方、些細な事でも結構ですのでコメントをお待ちしております。

外国切手研究会 第77回Zoom例会レポート・前編

2021124日 2000PM – 22:20PM開催『外国切手研究会 第77Zoom例会』レポート前編です。参加者10人中8人の発表で質疑応答が有りました、今回より基本発表者は実名記載となります。

1人目・中畑智文氏)今年1年を振り返り掘出し物No.1のマテリアルを紹介、某オークションで偽物の可能性有りで安価に出品されていた、ニューファンドランド1857年ファーストシリーズ2ペンス切手、後年にも刷色や紙質が変更されセカンドシリーズ、サードシリーズと発行された、1865年にはタラやアザラシの図案で比較的有名な目打入りシリーズが発行された、商品到着後自分なりに検証してみたがおそらく本物と思われ良い買い物をしたとの事。

このシリーズの偽物は研究用に以前からいくつか所有しており、全ての額面が入ったストリップも有る、本物は凹版印刷に対し偽物は凸版か平版で注意すれは用意に判別出来る、有名なスペラティの偽物も凹版では無かったとの事。

2人目・吉田敬氏)スイス・チューリヒのファーストシリーズ6ラッペン切手、従来は偽物ではないかと言われてたマテリアルの考察、この切手は黒1色刷りに見えるが、実は世界初のバイカラー2色刷切手、1843年最初の発行時はバックに赤のラインが縦に入っていたが、1845年又は1846年の発行より赤のラインが横になった、紹介のマテリアルはいずれもバックにラインが全く入っていない物。

以前はこれら切手に対して2つの意見が有り、赤のラインが退色した物で2級品扱い、もうひとつは偽物ではないかと言われていた、しかしながら現在のスイス郵趣界では10年程前より、これらは3番目のタイプで当初からバックにラインが印刷されていなかった物と認識されており、紹介者がスイスクラッシックの収集を始めた当初は世間にその認識が無かった為、この希少な3枚ストリップを入手する事が出来たとの事。

質疑応答より、武田幸作氏所有のマテリアルを紹介、ゼネラル収集をされている同氏は貴重なマテリアルや面白いマテリアルを多数所有されており、特に4ラッペンはフルマージンの素晴らしい一品です。

3人目・槇原晃二氏)オランダ領東インドより、バタビア郊外Weltevreden発の外信カバーを2通紹介、1通目は190788日発、ポルトガル領アゾレス諸島オルタ宛、右下に”YOKOHAMA A MARSEILLE”の八角形フランス船内パックポー印、裏面にはリスボンの中継印とオルタの到着印、逓送ルートも資料より考察、マルセイユよりリスボンはスペインの中継印が無い為、陸送ではなく船便だったと思われる。

2通目は1901116日発、日本・伊勢久居宛、裏面には香港VICTORIAとYOKOHAMAの中継印。

4人目・山崎文雄氏)第73回で紹介したカナダ・スモールクイーンイッシュー低額面切手の続編、今回は著名なコレクションを扱った過去のオークションカタログを資料にして紹介、Sc#321/2セントの右側100面フルシートは版番号1で上部と下部、右側にモントリオール銘版、左側に目打付ガッターが有り、左側部分の100面シートは版番号2で上部と下部、左側にモントリオール銘版で印刷製造はこの額面のみ200面シートだった、ガッターペアやブロックも存在、2種類の紙質で分類されているが1/2セントは基本モントリオール印刷の為、印刷所の違いで紙質が違うのでは無いと思われる。

Sc#351セントはシェードバラェテイが多く、オークションカタログにもイエロー系からオレンジ系迄の多くのシェード違いブロックが出品されていた、銘版はモントリオール・オタワと入っている物とモントリオールのみの物が有り、又いくつかのタイプが存在するようです。

Sc#362セントの銘版はモントリオール・オタワと入っている物とモントリオールのみの物、オタワのみの物と3種類が存在、オークションカタログではシェードバラェテイの分類がされているが、この3セントは完全な分類が難しい。

前編は以上で後編に続きます。詳細は下記画像をクリックして頂ければ大きな画像で見て頂く事ができます例会内容に興味が有る方や御質問、感想等頂ける方、興味の有るマテリアルを御持ちの方、些細な事でも結構ですのでコメントをお待ちしております。

第4回いずみ展のご案内

『郵博 特別切手コレクション展』は、フィラテリーの普及および啓発を目的として、テーマを厳選し、2017 年度より、郵政博物館で年数回開催している一般切手展です。

郵政博物館で配布する目録(展示作品解説パンフレット)につきましては、PDF版も完成しておりますので、ダウンロードして参観のご参考にしてください。[ ダウンロード ]

展覧会詳細

展覧会名:2021年度 第5回 郵博 特別切手コレクション展
企画展名:第4回いずみ展
展示団体:いずみ切手研究会

開催場所:郵政博物館(東京スカイツリータウン ソラマチ9F)
主催団体:郵政博物館、(特非)郵趣振興協会
後  援:世界切手カタログ・スタンペディア株式会社

郵政博物館における展示期間
2022年2月5日(土) 10:30-16:30
2022年2月6日(日)10:30-16:30
*最終入館時刻は閉場30分前です

本展覧会は、クラウド展示を行いません。

【プレスリリース】 2022年度 郵博特別切手コレクション展の開催スケジュール決定(追加)

2022年度「郵博 特別切手コレクション展」につきまして、このたび開催スケジュール(追加分)を共催者(郵政博物館およびNPO郵趣振興協会)において決定いたしました。

ここに以下の通りプレスリリースを作成しましたので、お知らせいたします。みなさま是非、今から参観のご予定にお加え下さい。

各展覧会の詳細につきましては、随時、このウェブサイトに掲載してまいりますので、どうぞご注目下さい。

2022年度 郵博展 スケジュール決定(追加分)について(本日発表分)

2022年度-郵博展-スケジュール決定について(1枚)(11/22 発表分)

HUNFILEX 2022 の出品作品が発表されました

特定非営利活動法人 郵趣振興協会は、活動の一環として、国際切手展情報の充実に注力しています。このほどHUNFILEX 2022 実行委員会は、2022年3月31-4月3日にハンガリー・ブダペスト市で開催する「HUNFILEX 2022」にて展示する作品の一覧を発表しました。(こちら

同一覧より日本からの出品を選択してご紹介いたします。

Class Exhibit Title Frame Name
伝統欧州 Austria the 1850 Issue 5 Tamaki Saito
伝統その他 The Wartime Definitives of Japan, 1942-1945 5 Takashi Yoshida
郵便史ナショナル Hungarian Inflation 1945-1946 8 Fumihisa Ito
郵便史その他 The Developments of Japanese Express Delivery in Establishing and Expansive Period 8 Kenzaburo Ikeda
文献(単行本) Gems on Paper Yukihiro Shoda

 

 

(2021/12/22追記)昨晩、HUNFILEX2022暫定コミッショナーの斉藤環様より出品者に以下のメールが送られました(原文ママ)。

HUNFLEX 2022 Budapest 出品者各位
お世話に生ります。bcc発信で失礼します。
表題の件、先方組織委員会に全日本郵趣連合よりコロナ禍ゆえ参加辞退を申し入れ
受理されましたのでお知らせします。
出品料納付前ですので、これにて履行すべきものはありません。
同展WEBの記載は無視願います。
取り急ぎご報告まで。
斎藤 環 Tamaki Saito
HUNFILEX 2022 Budapest / Provisional Manager of Japan 暫定世話人

なお、下記の点が不明でしたので、現在、日本の同展覧会への参加辞退を決定した、全日本郵趣連合に下記を問い合わせしています。(質問を差し上げた後、正田会長より迅速な回答をいただきましたので、合わせて掲載します。ご対応ありがとうございました。)

本日夕方、斉藤さんからこのようなメールが来ました。
一部内容に意味が不明な点があるのですが、以下が要点かと思います。
・全日本郵趣連合は、HUNFILEX2022実行委員会に、参加辞退を申し入れ受理された。
報道の必要があるため、これに関して3つ質問があります。
1。上記内容に関するリリースは、全日本郵趣連合のホームページには掲載されていませんが、
  事実と考えて良いか?→回答:その通りです。
2。同展覧会の出品者に対して、出品しないことのペナルティがないことは、連合としてご確認
  されておられますか?→回答:ペナルティの対象ではないと考えています。
3。文献部門に1作品エントリーされていますが、参加辞退ということは、文献部門も含めて辞退
  ですか?それとも今回の辞退は、文献部門以外の辞退という理解ですか?
  →回答:文献を含めてすべて(辞退)

WORLD STAMP EXHIBITION HELVETIA 2022 の日本からの出品作品が発表されました

特定非営利活動法人 郵趣振興協会は、活動の一環として、国際切手展情報の充実に注力しています。このほどHELVETIA 2022 日本コミッショナーから、同展覧会(正式名称「WORLD STAMP EXHIBITION HELVETIA 2022」、2022年5月18-22日、スイス・ルガーノ市)にエントリーしアクセプトされた作品一覧の掲載依頼が来ましたので、紹介します。


HELVETIA2022 日本コミッショナーの吉田敬です。
11月11日付で、実行委員会よりアクセプトリスト(出品申込した作品の内、展示が許可されたコレクションの一覧)が日本コミッショナーに送付されました。日本からの出品作品は、1作品を除き10作品(文献2を含む)がアクセプトされました。

作品タイトルや出品者名の訂正期間が終了し、エントリー作品名が確定しましたので、公開します。なお、全員が出品料を完納し、文献部門については提出も完了しています。出品辞退はありませんでした。

Class

Exhibit Title

F

Name

伝統郵趣(スイス)

Switzerland postage due stamps 1883 – 1910

5

Ariyoshi Nobuto

伝統郵趣(スイス)

Classic Switzerland

8

Yoshida Takashi

伝統郵趣(欧州)

Lombardy Venetia the 1850 Issue

5

Saito Tamaki

伝統郵趣(その他)

Japan Chrysanthemum Stamps 1899-1910

5

Kato Shigeki

伝統郵趣(その他)

Ryukyu Dollar Currency Conversion Provisional Series

5

Kido Yusuke

郵便史(その他)

Indian Campaigns

8

Koiwa Akihiko

ステーショナリー

The Japanese Foreign Mail Postcards

8

Ando Gensei

ステーショナリー

Hawaiian Postal Stationery

8

Yamazaki Fumio

文献(単行本)

How to Make Your Exhibit for JAPEX

Enosowa Yuichi

文献(単行本)

Brazil Classic Philately

Shoda Yukihiro