NPO法人郵趣振興協会、日本郵趣協会主催「第30回JPS東北郵趣大会2023in山形」に講演講師の派遣を決定
このたび、NPO法人郵趣振興協会理事会(持ち回り審議による)は、公益財団法人日本郵趣協会からの要請に基づき、来る2023年6月3-4日に、山形県山形市で開催される、「第30回JPS東北郵趣大会2023in山形」の講演の講師として、理事・斎 享(さい とおる)を派遣することを決定しましたので、ここにお知らせいたします。
このイベントは、全ての郵趣家を対象に開催されるもので、主に東北地域の郵趣家を対象に30-50名規模の動員があることから、従来並みの参加者が獲得できるのであれば一定の公益性を備えると認められたため、当法人として非営利事業の一部と位置づけて協力することとし、本件の役員派遣要請を受け入れることとしたものです。
主催者によれば、斎享理事の講演は、初日(6月3日)の15時00分から60分間にわたり、実施される予定となっており、また講演者は「切手の断捨離と切手展」という講演を実施予定です。
同大会への参加方法等については、主催者から詳細が公表されるものと思われますので、参加を希望される方はご注意下さい。
※同大会に関するご質問・お問い合わせは直接、主催者あてにお願いいたします。
アジア切手展 NZ2023 審査結果
特定非営利活動法人 郵趣振興協会は、活動の一環として、国際切手展情報の充実に注力しています。NZ2023(2023年5月4日から7日にかけて、ニュージーランド・オークランド市で開催)の実行委員会が同展覧会の結果を発表しましたので、抜粋して掲載します。
Grand Prix International
King Willem III Netherlands East Indies Postal Stationery 1874-1904(Michael Ho, Chinese Taipei)
Grand Prix National
New Zealand -The Second Sideface Issue (1882-1900)(Paul Wreglesworth, New Zealand)
また、日本人の出品作品を検索したところ、以下の通りでした。
出品クラス | 作品名称 | Fr. | 作品オーナー | pts. | メダル |
伝統郵趣:アジア | Japan Definitives Vocational Series | 8 | Sudani Nobuhiro | 95 | LG |
郵便史:アジア | Postal Activities of I.E.F. in Middle East and related area during WWI and post-war processing | 5 | Enosawa Yuichi | 88 | LV+SP |
郵便史:その他 | Austrian Inflation 1921 – 1925 | 5 | Ito Fumihisa | 81 | V |
郵便史:その他 | Postal History of Transvaal During the Second Boer War 1899-1902 | 5 | Naito Yosuke | 80 | V |
テーマティク:テクノロジー | Following the tracks on city roads . . . Tram | 8 | Enosawa Yuichi | 93 | G |
ワンフレーム:ステーショナリー | Summer Greeting Postal Cards of Japan: 1950 – 1951 | 1 | Sudani Nobuhiro | 83 |
第6回南方占領地のフィラテリー展のご案内
『郵博 特別切手コレクション展』は、フィラテリーの普及および啓発を目的として、テーマを厳選し、2017 年度より、郵政博物館で年数回開催している一般切手展です。本年度最初の『郵博 特別切手コレクション展』を下記の通り開催しますので、お知らせいたします。
郵政博物館で配布する目録(展示作品解説パンフレット)につきましては、PDF版も完成しておりますので、ダウンロードして参観のご参考にしてください。[ ダウンロード ]
展覧会詳細
展覧会名:2023年度 第1回 郵博 特別切手コレクション展
企画展名:第6回南方占領地のフィラテリー展
展示団体:南方占領地切手コレクターズクラブ
開催場所:郵政博物館(東京スカイツリータウン ソラマチ9F)
主催団体:郵政博物館、(特非)郵趣振興協会
後 援:世界切手カタログ・スタンペディア株式会社
郵政博物館における展示期間
2023年6月10日(土) – 6月11日(日) 10:00-17:30
*初日は設営完了し次第の開場となります
*最終入館時刻は閉場30分前です
*クラウド展示は開催されません。
特定非営利活動法人 郵趣振興協会 役員改選のお知らせ
特定非営利活動法人 郵趣振興協会 役員改選のお知らせ
当協会の現理事及び監事の任期が切れたことを受けて役員改選を行います。
対象役職及び現任
理事 4人 菊地恵実、斎享、横山裕三、吉田敬
監事 1人 守川環
新役員の選任方法と時期
当協会定款により、役員の選任は総会にて決定されます。まず、当協会理事会より役員候補(理事:3名以上5名以下、並びに監事:1名以上2名以下)を決議事項に含む通常総会の開催(2023年5月を予定)をご案内します。
今回開催される総会は第7期正会員(2023年度)により構成され、その議決で新役員が決定されます。(定款により議決権を持つのは正会員のみです。賛助会員には議決権はありません。)
役員候補の決定について
総会に提出される役員候補は、代表理事が素案を作り、当協会理事会に諮り決定します。当協会の役員報酬はありませんが、フィラテリーの振興にあたり自薦を受け付けております。自薦される方は、添付用紙にご記入の上、代表理事宛てに提出してください。締切日は2023年4月20日です。
特定非営利活動法人 郵趣振興協会
理事長(代表理事) 吉田 敬
提出先電子メールアドレス:info@kitte.com
[スタンペックスジャパン2023] 終了の報告
第4回全国切手展 スタンペックスジャパン2023は3月25日ー27日の3日間、東京・押上の郵政博物館にて開催されました。3月28日午後に実行委員にお集まりいただき、撤去作業を行いました。
お預かりしていたコレクションは、出品者の望む形で、返送もしくは返却を完了しました。大半の宛先で明日までに到着する予定です。なお一部のご出品者で梱包材が弱い場合は当実行委員会で補強してお送りしました。
審査フィードバック票・審査総評・実行委員長挨拶・記念品については、海外から招聘した審査員が担当するフィードバック票のみ後日別送となりますが、それ以外は同梱して返却しました。本展覧会が、国際展で良い結果を得るための改善の機会であることから、審査フィードバック票の送付は1日でも早く、出品者の皆様の鉄が熱いうちにお届けしたいと考えております。本年も迅速な送付ができ、実行委員会としても安堵しております。
なお、表彰状・副賞の大半は、本年から開催の始まった授賞式(ジャパン・フィラテリスト・サミット2023内)で出品者ご本人にお渡ししましたがご出席されなかった方には同梱しました。
また会期中の展覧会へのご訪問人数は、三日間で合計 731 名でした。
[スタンペックスジャパン2023] クリティークを実施しました。
スタンペックスジャパン2023は3月25日から27日までの3日間、東京・押上の郵政博物館にて開催されています。
会期2日日の3月26日に審査委員会によるクリティークが行われました。午前10時00分から13時頃までの3時間をかけて、出品者12名の内11名が現地にて参加(92%)し、国際競争切手展で評価される為の作品に改善する為の方法について、審査員との質疑応答を通じて学びました。
COVID-19感染症の影響で過去3回の展覧会にご参加ができなかった設楽審査員も今回は、事前審査・クリティークにご参加いただくことができました。
台湾から招聘した国際郵趣連盟審査員のフアン・チェンフェイさんには、中国関連のコレクションの出品者3名に対して、まず担当審査員として個別にご対応いただきました。それ以外の9名の審査員も自分の作品に対する外国人審査員をご確認頂くために、お話を伺うことを推奨しており、お声がけを多数いただいた様で、13時の終了までフアン審査員の周りには人が絶えませんでした。大場さん、福田さん、藤本さんの作品に対するクリティークを実施するフアン・チェンフェイ審査員
審査員として2回目のご参加となる山田審査員には日本伝統郵趣を始めとしてご対応いただきました。クリティークを実施する山田廉一審査員(JPS理事長)
「スタンペックスジャパン2023」は、国際切手展出品者に対して、世界に通じる審査結果と改善指導を提供する切手展です。従いまして、厳正な審査と、適切なクリティークは本展覧会の両輪にあたり、会期中の最重要催事ですが、出品者の91%の参加をいただき、理念がいよいよ出品者に浸透したと感じております。
また、審査委員会より割り当てられた担当審査員とのクリティークの終了後に、担当以外の審査員にも話をお願いすることを奨励しており、その機会をご活用された方も多数いらっしゃり、よりこの機会をご利用いただくことができたのではないかと感じております。
出品者の皆様、審査員の皆様、大変お疲れ様でした。
[スタンペックスジャパン2023] 審査結果発表
スタンペックスジャパン2023は本日から来週月曜日までの3日間(3月25日ー27日)東京・押上の郵政博物館にて開催されています。
非公開日の3月24日に審査委員会による審査が行われ、採点の結果、最終結果がまとまりましたので、開場に合わせて発表しました。
ホームページでの発表は午前中を予定しておりましたが、機材トラブルの関係で午後になりました。遅くなりましたことをお詫び申し上げます。
また、出品要項記載の範囲内で、出品者の作品の最初の第一フレームを紹介する動画を作成しましたので、どうぞご覧ください。