令和6年10月10日付で全日本切手展実行委員会から全日本切手展2024の出品者に配布された文書において、「全日本切手展」が、「スタンペックスジャパン」に合流するかのように誤解されかねない記述がありますが、そのようなことは一切ありませんので、お知らせいたします。
また、全日本切手展実行委員会には、スタンペックスジャパン実行委員会から誤りを指摘するともに、速やかに訂正いただきたい旨を実行委員長名で郵便にて要請いたしました。
なお、誤りとして指摘したのは、下記の2点です。
- 「スタンペックスジャパン」は、公益財団法人通信文化協会と特定非営利活動法人郵趣振興協会の共催であり、スタンペディア社(無料世界切手カタログ・スタンペディア株式会社)は主催者ではないこと。
- 全日本切手展が「スタンペックスジャパン」に合流する話は、主催2団体のいずれも承知していないこと。
全日本切手展実行委員会が配布した文章の内の問題箇所
≪経緯の説明≫
本件に関連する経緯について、以下に補足説明をさせていただきます。
2023年秋に、全日本切手展実行委員会より当協会理事長に対して、「スタンペックスジャパン」のショルダーフレーズである「全国切手展」に替えて「全日本切手展」の名称を引き継ぐことについて検討依頼がありました。
しかしながら、「スタンペックスジャパン」は、郵政博物館を運営する公益財団法人通信文化協会との共催事業であることから、正式な検討については文書で依頼いただきたい旨返答しておりました。しかし、文書の授受に至る前に、全日本切手展実行委員会は2024年2月に、検討依頼そのものを取り下げられ、それ以降も含めて現在まで正式な検討依頼はいただいていないというのが、当協会の認識です。
このような状況で、あたかも全日本切手展が、公益財団法人通信文化協会と当協会が共催する「スタンペックスジャパン」に合流されることが主催団体と合意されたかのように発信されたことは、大変遺憾であります。
現在、当協会においては第6回全国切手展「スタンペックスジャパン2025」の開催に向けて出品募集を開始し準備をしているところですので、会員及び収集家の皆様には、ご協力ご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
以上
令和6年11月5日
スタンペックスジャパン実行委員会