[スタンペックスジャパン2023] クリティークを実施しました。

スタンペックスジャパン2023は3月25日から27日までの3日間、東京・押上の郵政博物館にて開催されています。

会期2日日の3月26日に審査委員会によるクリティークが行われました。午前10時00分から13時頃までの3時間をかけて、出品者12名の内11名が現地にて参加(92%)し、国際競争切手展で評価される為の作品に改善する為の方法について、審査員との質疑応答を通じて学びました。


守川さんの作品に対するクリティークを実施する佐藤審査委員長

 

COVID-19感染症の影響で過去3回の展覧会にご参加ができなかった設楽審査員も今回は、事前審査・クリティークにご参加いただくことができました。

伊藤さんの作品に対するクリティークを実施する設楽光弘審査員

台湾から招聘した国際郵趣連盟審査員のフアン・チェンフェイさんには、中国関連のコレクションの出品者3名に対して、まず担当審査員として個別にご対応いただきました。それ以外の9名の審査員も自分の作品に対する外国人審査員をご確認頂くために、お話を伺うことを推奨しており、お声がけを多数いただいた様で、13時の終了までフアン審査員の周りには人が絶えませんでした。大場さん、福田さん、藤本さんの作品に対するクリティークを実施するフアン・チェンフェイ審査員

審査員として2回目のご参加となる山田審査員には日本伝統郵趣を始めとしてご対応いただきました。クリティークを実施する山田廉一審査員(JPS理事長)

 

「スタンペックスジャパン2023」は、国際切手展出品者に対して、世界に通じる審査結果と改善指導を提供する切手展です。従いまして、厳正な審査と、適切なクリティークは本展覧会の両輪にあたり、会期中の最重要催事ですが、出品者の91%の参加をいただき、理念がいよいよ出品者に浸透したと感じております。

また、審査委員会より割り当てられた担当審査員とのクリティークの終了後に、担当以外の審査員にも話をお願いすることを奨励しており、その機会をご活用された方も多数いらっしゃり、よりこの機会をご利用いただくことができたのではないかと感じております。

出品者の皆様、審査員の皆様、大変お疲れ様でした。