【国際切手展情報】世界切手展 PRAGA 2018(専門展) 作品募集の概要

「PRAGA 2018」は、チェコスロヴァキア共和国建国100年、切手発行100年、第1次世界大戦終結100年を記念し、プラハのクラリオン・コングレス・ホテルにて、2018年8/15(水)~18(土)の4日間開催されます。
https://www.praga2018.cz/en/homepage/

このほど、FIP加盟団体である(一社)全日本郵趣連合より作品募集の概要が公表されましたのでその要点を抜粋してお知らせいたします。

※本稿は当協会において公開情報の要点を速報するものであり、本稿記載事項を通じて生じたいかなる事象にも責任は負いかねます。誤謬や今後の変更もあり得ますので、詳細は必ず同展公式サイト等でご確認ください。

<日本国ナショナル・コミッショナー>
斎藤 環 氏(一般社団法人全日本郵趣連合理事)
276-0022 千葉県八千代市上高野1130-13
Eメール okamedai★jcom.home.ne.jp (スパム防止のため★を@に置き換えてください)

なお、IREX(特別規則)ですが、要点をかいつまんで掲載すると、

<国内出品締切>
・2017年11月10日(必着)までに、コミッショナー(斎藤氏)に出品申込書とイントロダクトリーページを送付。E-mailでも構いませんが、申込書には必ず署名して下さい。
・組織委員会からの受諾通知は2018年2月20日までを予定。

<出品料>
・一般出品の出品料(ワンフレーム、文献除く)は1フレームあたり70ユーロ
・但しワンフレームは1作品あたり110ユーロ
・文献は1件あたり75ユーロ
<搬出入の方法>
・フレーム出品:例外なくコミッショナーが全ての作品を持ち込むことが要求されます。(この場合、コミッショナーによる所定の運搬手数料が出品料の他にかかります)
・文献出品:2018年4月30日までに各2部ずつ送付。送付先は後日連絡。
<出品クラス>
・伝統郵趣 ・郵便史 ・郵趣文献 ・ワンフレームクラス
・(21世紀の)現代郵趣 ・オープン郵趣クラス

<参考:特別規則・日本語要約> 注: 必ず原文に当ってください。

1.目的 略

2.主催、会期、会場
主催:チェコ郵趣家連盟
会期:2018年8月15日 –18日(4日間)
会場:チェコ・プラハのクラリオン・コングレス・ホテル

3.後援、認定と運用される諸規則
FIP後援、FEPA認定
運用規則:GREX、GREV、SREVs、IREX

4.参加資格
class1(伝統)、2(郵便史)については国内展で少なくとも金銀賞受賞。class4(ワンフレーム)は国内展で最低70点を受賞していること。残りのクラスについては資格は不要。以下略

5.出品クラス:
非競争出品
A コートオブオナー  B 招待出品

競争出品
― Class 1:伝統郵趣
A)チェコスロバキア(ナショナルクラス)
B)ヨーロッパ
C)アメリカ
D)アジア、オセアニア、アフリカ

― Class 2:郵便史
A)チェコスロバキア(ナショナルクラス)
B)ヨーロッパ
C)アメリカ
D)アジア、オセアニア、アフリカ

― Class 3:郵趣文献
A) 2014年1月1日以降に出版された書籍、パンフレット、研究書
B) 2017年1月1日以降発行の雑誌、定期刊行物
C) 2017年1月1日以降に出版されたカタログ
出品者は通常の出品申込書に加え、インフォメーションフォームの提出を求められる。

― Class 4:ワンフレーム
ワンフレームに相応しい狭い範囲での出品。過去のマルチフレーム作品からの抜粋は認められず。賞状のみでメダル授与なし。

― Class 5:(21世紀の)現代郵趣
最高水準の作品を展示して、現代郵趣分野の収集を促進するとともに、郵政当局に対して21世紀(2000年以降)に発行されたマテリアルを収集・研究しているフィラテリストが相当数存在していることを示すためのクラスで、(A)伝統、(B)郵便史の各分野での出品が可能。
この部門に出品するには、郵政当局により21世紀に発行された郵趣品を含んでいなければなりません。これ以前発行のマテリアルで作品に重要かつ関連があるものは、わずかな%であれば認められます。

― Class 6:オープン郵趣

7.フレームサイズと割当数
・PRAGA2018のフレームは97cm×120cmです。各フレームには保護ラップに収納されたA4判、高さ295mm以下、幅245mm以内のサイズのリーフが16ページ(4×4)収容可能。
・それ以上のサイズのリーフも受け入れ可能の場合がありますが、標準サイズの倍数の大きさで、事前に組織委員会の許可が必要。
・リーフ色は白か類似色に限り、暗い色や黒は認められません。
・鑑定書の原本は審査員が取り出せるよう頁の裏側に挿入し、リーフ表面右下には (c)の文字を表示。
・競争クラス(class3,4を除く)の各作品にはGREX6.3、6.4に従い5または8フレームが割当てられます。5フレームは国内レベルで最低金銀賞を受賞した作品に、8フレームは過去のFIP展で大金銀賞以上を受賞した作品に各々割り当て。

8.出品申込と結果の通知
・出品申込に際しては、所定の書式に必要事項を記載の上、作品の内容を説明するページ(イントロダクトリーページ[FIP公式言語の1つで記載])のコピーを添えて、国内締切日(必着)までに、斎藤コミッショナー宛にお送りください。
・お申込みいただいたご出品の可否は、組織委員会の検討を経て、2018年2月20日までにコミッショナーに告知されることになっています。
・作品名が前回と変わっている場合は、必ず変更前のタイトルを申込書に記載し、さらにFIPが規定したID番号を記入してください(分からない場合はコミッショナーがまとめて記載)。

9.出品料
出品作品の決定後、所定の出品料に送金手数料(人数割り)を加算した金額を日本円でご請求いたします。
・文献・ワンフレームを除く部門の出品料は1フレームにつき70ユーロ。
・文献の出品料は1件につき75ユーロ。
・ワンフレームは1作品あたり110ユーロ。

10.作品の取扱い
・遅れて到着、未着、リーフサイズ不適合の作品は審査されず出品料も返還されません。
・出品物は取り外し可能な保護カバーをつけ、各リーフ右下に展示順番号を記してください。
・組織委員会は展示作品の受領書をコミッショナーを通じ発行します。
・組織委員会は作品用封筒とインベントリーフォームをコミッショナーを通じ配布します。作品は1フレーム毎に1枚の公式封筒に入れて提出してください。
・組織委員会は出品者やその代理による個人的搬入を認めません(すべてコミッショナーが搬入)。
・文献出品:2018年4月30日までに各2部ずつ、組織委員会宛に送付。文献出品は返却されません。

11.展示と撤去、12.税関規則:略

13.作品のセキュリティ
・組織委員会は到着から返却まで、作品のセキュリティを確保するため、すべての適切な手段を講じます。しかしながら、組織委員会は、展覧会への運搬中、作品の受付から返却までの間、切手展期間中に生じた全ての紛失・汚損について責任を負いません。
・組織委員会によって展示が完了したのち、コミッショナーはすべてのページや郵趣マテリアルが問題ないことを確認し、アイテムが見つからない場合には、コミッショナーは組織委員会に直ちに報告しなければなりません。コミッショナーは展示が無事行われた旨の確認書類にサインの上、組織委員会に提出します。この作業は、開会日以降に作品が受け付けられた場合を除き、開会日よりも前に実行されなければなりません。
・保険については、各出品者が自己負担でかけるものとします。

(以下略)