世界切手展THAILAND 2018(於 バンコク)受賞結果

標題の展覧会の審査結果が判明いたしましたので、現地より取り急ぎ、以下の通り非公式に速報いたします。日本からの一般競争作品16件のメダルは、LG=なし、G=5、LV=7、V=2、LS=2という結果でした。受賞されたみなさま、まことにおめでとうございます。

なお正式な審査結果につきましては、(現時点で情報未掲載ながら)THAILAND 2018の公式サイト、またはわが国におけるFIP加盟組織である(一社)全日本郵趣連合の公式サイトをご覧願います。

※氏名(敬称略)、題名、メダルランク(スコア)の順で掲載

【FIPチャンピオンシップクラス】・大沼幸雄 L.V.Beethoven – His Life in a Historical Context and His Legacy

【一般競争クラス】
・岩崎善太 Siam 1883-1895 (Previous title: Siam Classic) LV(88)
・菊地恵実 Japan Definitives 1937-1940 V(80)
・吉田敬 Japan Definitives 1922-1937 LV(87)
・伊藤純英 Japan: Showa Series, 1937-46 G(92)
・丹羽昭夫 Japan Definitives Issues 1914-1925 (Previous title: Japan: Tazawa Series “Taisho” Watermarked Granite Paper Old Die) LV(86)
・斉藤環 Austria and Lombardy-Venetia the 1850 Issues G(90)
・吉田敬 Kingdom of Prussia 1850-1867 G(92)
・佐藤浩一 Republica Argentina: Sitting Liberty Series 1899-1903 G(90)
・伊藤純英 Foreign Mail in Nagasaki, Japan 1865-1905 LV(87)
・伊藤文久 Hungarian Inflation 1945-1946 LV(88)
・正田幸弘 Postal History of Brazil 1795-1877 (Previous title: Postal History of Brazil 1809-1877) G(93)
・和田文明 The U.S. Return Receipt Requested & Avis de Reception 1866-1945 V(83)
・安藤源成 Japanese Foreign Mail Postcards LV(86)
・立川賢一 South America Airmails by Graf Zeppelin (Previous title: Airmails Carried by Graf Zeppelin) LS(78)
・嘉ノ海暁子 Floriculture – Its History of Development Viewed Through Europe LS(78)
・江村清 The History of Artist’s Portraits – Traces of 600 Years Hand in Hand with Muses (Previous title: The History of Artist’s Portrait-the-transition of western art over 600 years) LV(88)

【文献】
・(公財)日本郵趣協会 Suomi Finland 1856-1875 V(80)
・正田幸弘 『紙の宝石』 S(73)
・Stampedia Inc Stampedia Philatelic Journal 文献未着のため審査対象外
・(公財)日本郵趣協会 『日本普通切手専門カタログ』vol.1、vol.2 LV(86)
・同上『沖縄切手総カタログ』 V(83)

【ワンフレーム】 点数のみでメダルの授与はなし
・菊地恵実 1943 Malay 4C Postal Card 78点
・川辺勝 Entry of the Crusaders in Constantinople by Delacroix (Previous title: Liberty Leading the People by Delacroix) 80点

【現代郵趣】
・須谷伸宏 Japan Definitives: 1980-1988 V(82)

【オープンクラス】
・荒井照夫 The Life of Richard Wagner S(73)

以 上

「日本国際切手展2021」開催に向け、郵政当局は前向きに準備中

昨日(2018年11月18日)11時から、東京都立産業貿易センター台東館4階にて開催された、全国切手展<JAPEX2018>表彰式において、来賓として出席中の日本郵便株式会社切手・葉書室担当部長から、「わが国での2021年国際切手展開催に向けて目下、前向きに準備中である」旨の発表がありました。これは日本郵便事業150周年における国際展開催に対する、わが国郵政当局からのコミットの表明であり、これをもって同展の開催は揺るぎないものとなったと受け止められています。

これは、不特定多数の方々が参加可能な公開スペースでのスピーチを通じた表明でしたので、既に多くの郵趣家に当該情報が届いていることと推定いたしますが、念のため本サイトでも皆様にお知らせしておきます。

無論、「郵趣界としてのプロセス」という側面でみれば、FIP世界展の開催確定のためには、FIPにおける機関決定を待つ必要がありますが、これは多分に形式的なものとなっており、開催国の郵政当局からの発表が先行することは別段、珍しいことではありません。したがって、今回の公表を契機に、FIPでの決定プロセスも加速していくものと推察され、「あとはFIPでの正式決定を待つばかり」という段階まで到達したものと思われます。

ご参考までに、国の予算においては、現在、来年度(2019年度)予算の概算要求が財務省から公表されており、郵政事業関係は総務省予算となりますが、当方が確認した限りでは、概算要求書中に日本郵便150周年関係費が計上されている事実は確認できませんでした。

したがって、少なくとも来年度当初予算を見る限り、本件は総務省予算を通じて「国の事業として150周年を祝う」ものではなく、事業主体である日本郵政グループにおける事業計画・予算を裏付けとする周年事業の一環として、今後、推進されていくものと判断されます(あるいは2019年度はまだ準備段階なので未だ国費には計上すべき費目がない可能性もあります)。

いずれにせよ、今後、今回のような公式の発表やそれに準ずる動きがございましたら、本サイトでも可能な限りフォローしていくことといたします。

世界切手展 CHINA 2019

標題の展覧会については、開催予定日まで一年を切っていたことから、フィラテリストの関心が高まっていたところですが、このほど同展に関する情報がアジア郵趣連盟(FIAP)のウェブサイトで更新され、FIP展として2019年6月に中国・武漢市で行われる旨が決まった模様です。

https://www.asiaphilately.com/Calendar.html

それによれば、同展の概要は以下の通りです。

・会期 :2019年6月(日付は現状未記載)

・場所;中華人民共和国 湖北省 武漢市(Wuhan)

・FIP Consultant:Tay Peng Hian

・位置付け:FIP Patronage /FIAP Auspices

このほか、既に現地メディア「Wuhan News」にも以下のような記事が掲載されており、「会場はWuhan International Expo Center(武漢国際展覧中心)、会期は6月 11-17日、規模3500フレーム」と報じられています。今後、さまざまな媒体で情報が更新されていくことと思われますので、これに先行し、現状の最新の参考情報としてお知らせしておきます。

http://news.cnhubei.com/xw/wuhan/201811/t4183552.shtml

※ 日本からの出品募集等につきましては、わが国におけるFIP加盟組織である(一社)全日本郵趣連合からの正式発表をお待ちください。

第6回ヨーロッパ切手展

標題の展覧会が、郵政博物館にて今日・明日の日程で開幕しました。今回のテーマは「第一次世界大戦」となっており、幅広いコレクションが展示されています。明日も10時から17時30分まで開場していますので、どうぞ足をお運びください。

本日10時から実行委員会のみなさまが設営作業を行い、2時間ほどで会場設営は完了し、無事に午後からオープンとなりました。


設営作業の様子


会場看板


設営作業を終えた実行委員会メンバーのみなさま


ショウケース展示された「東宮婚儀4種完」切手


青島軍事耳紙つき8枚ブロック(再接)も特別に展示されています

FIP世界切手展 THAILAND2018 日本からの出品作品

2018年の最後を飾る標題の世界切手展が、今月末の11月28日から12月3日までの会期にて、タイのバンコク市で開催されます。

このほど、現地主催者から出品作品の一覧が公表されましたので、日本関連部分を抜粋してお知らせいたします。出品者各位のご健闘をお祈りいたします。

※出品者(敬称略)、作品タイトルの順

【チャンピオンクラス】
大沼幸雄 L.V.Beethoven – His Life in a Historical Context and His Legacy

【伝統郵趣】
岩崎善太 Siam 1883-1895 (Previous title: Siam Classic)
伊藤純英 Japan: Showa Series, 1937-46
菊地恵実 Japan Definitives 1937-1940
丹羽昭夫 Japan Definitives Issues 1914-1925 (Previous title: Japan: Tazawa Series “Taisho” Watermarked Granite Paper Old Die)
吉田敬 Japan Definitives 1922-1937
斎藤環 Austria and Lombardy-Venetia the 1850 Issues
吉田敬 Kingdom of Prussia 1850-1867
佐藤浩一 Republica Argentina: Sitting Liberty Series 1899-1903

【郵便史】
伊藤純英 Foreign Mail in Nagasaki, Japan 1865-1905
伊藤文久 Hungarian Inflation 1945-1946
正田幸弘 Postal History of Brazil 1795-1877 (Previous title: Postal History of Brazil 1809-1877)
和田文明 The U.S. Return Receipt Requested & Avis de Reception 1866-1945

【ステーショナリー】
安藤源成 Japanese Foreign Mail Postcards

【航空郵趣】
立川賢一 South America Airmails by Graf Zeppelin (Previous title: Airmails Carried by Graf Zeppelin)

【テーマ】
嘉ノ海暁子 Floriculture – Its History of Development Viewed Through Europe
江村清 The History of Artist’s Portraits – Traces of 600 Years Hand in Hand with Muses (Previous title: The History of Artist’s Portrait-the transition of western art over 600 years)

【文献】
日本郵趣協会 Suomi Finland 1856-1875
正田幸弘 Gems on Paper
無料世界切手カタログ・スタンペディア㈱ Stampedia Philatelic Journal
日本郵趣協会 Japanese Stamp Specialized Catalogue Vol 1, Vol 2
日本郵趣協会 Ryukyu Specialized Catalogue

【ワンフレーム】
菊地恵実 1943 Malay 4C Postal Card
川辺勝 Entry of the Crusaders in Constantinople by Delacroix (Previous title: Liberty Leading the People by Delacroix)

【現代郵趣】
須谷伸宏 Japan Definitives: 1980-1988

【オープン】
荒井照夫 The Life of Richard Wagner

(注)オリジナルの情報は下記のリンクをご覧ください。

https://www.thailand2018.net/wp-content/uploads/2018/10/2561-10-02-by-country.pdf

「珠玉の菊切手コレクション展」開幕

郵政博物館で標題の展覧会が開幕しました。

 

 

 

 

 

 

▲ オープン直前の会場風景

10時の開場と同時に大勢のお客様が訪れ、熱心にメモを取ったり、しゃがみ込んで最下段のリーフをじっくり鑑賞する方も少なからずみられました。

 

 

 

 

 

▲ 熱心に作品を観る来館者

 

切手商ブースも通常の日本未使用切手額面販売が1割引、その他郵趣品が2割引とあって、終日、大勢のお客様で賑わいをみせていました。

この展覧会は明日も10時から17時30分まで開催されます。ぜひご来駕ください。

 

いよいよ明日「珠玉の菊切手コレクション展」開幕です

猛暑や台風もおさまってフィラテリーに適した季節になりました。郵政博物館もすっかり秋の装いになっています。

さて、いよいよお待ちかねの「珠玉の菊切手コレクション展」が明日から2日間の日程で開催されます。内容も「珠玉」の名に恥じない、粒ぞろいのコレクションが並び見応えのある展示となっています。

本日午後、実行委員のみなさまの手により設営作業が行われ、オープンの準備は万端整いました。

記念小型印も用意され郵便局臨時出張所で押印サービスを行うほか、切手商ブース(渡会一裕 エージェントスタンプ)も開設されますので、みなさまお誘いあわせの上、ご来館ください。

以下の画像は展示品のごく一部のご紹介です。ぜひ郵政博物館で現物をご鑑賞ください。

 

 

 

 

 

 

▲ 古家美和コレクション「菊切手」(6フレーム)からの1ページ

▲ 柳川英幸コレクション「支那加刷 菊切手」(5フレーム)からの1ページ

 

▲ 村山廣祐コレクション「菊切手」(5フレーム)からの1ページ

▲寺中良幸コレクション「菊切手」(5フレーム)より10銭ポスタル・フォージェリ―(ホノルル/パクボー消)

▲ 内海省一コレクション「菊切手」(5フレーム)からの1ページ

▲ 片山七三雄コレクション「菊切手時代の内国郵便」(5フレーム)からの1点:郵便法施行初日の書留郵便/ この日から書留郵便には紛失等の際に損害が賠償されるようになった

 

 

 

 

 

 

▲ 池田健三郎コレクション「菊切手時代の急速郵便」(2フレーム)からの1ページ:速達制度開始初年の使用例

アジア国際切手展 MACAO 2018 日本からの入賞者とグランプリ

マカオで9/21-24日の期間に開催されたアジア国際切手展の入賞結果が発表されましたので、日本からの入賞者についてご報告いたします。

順不同・敬称略

【伝統郵趣】

須谷 伸宏 「Japan Definitives: Vocational Series」(8)  91G+SP

石澤 司 「Ryukyus 1945-52」(8) 93G+SP

山﨑 文雄 「Hawaii, The Bank Note Issues」(5) 93G+SP

吉田 敬 「Kingdom of Prussia, 1850-1867」(8)  95LG

 

【郵便史】

大場 光博 「U.S. Postal Activity in China 1802-1922」(5)  85LV

吉田 敬「Japan: Roman Letter Machine Cancellation」(5) 85LV

伊藤 純英「Foreign Mail in Nagasaki, Japan 1865-1905」(8) 85LV

佐藤 浩一「British India Postal History in Hyderabad」(5) 88LV

伊藤 文久「Austrian Inflation, 1921-1925」(5) 83V

和田 文明「U.S, Post office Department Official Business Air Mail 1911-45」(5) 72S

 

【ステーショナリー】

斎 亨「Postal Cards of Japan 1873-1874 Cherry Blossom Issue」(5) 93G+SP

小宮山 賢「Early History of Japanese International Post Cards」(5) 81V

 

【テーマティク】

村山 良二「C.Slania-the Greatest Engraver of the World」(5)78LS

北村 定従「The Rise and Fall of Hitler and Nazis Germany」(5) 76LS

 

【現代郵趣】

内藤 陽介 「Postal History of Palestine 1995-2001」(5) 70S

 

【郵趣文献】

市川 敏之「Czechoslovak Gallery」75LS

正田 幸弘「Gems on Paper」70S

株式会社鳴美 「The Dragon Stamps of Japan」 83V

株式会社鳴美 「The Couriers of Japan」 86LV

無料世界切手カタログ・スタンペディア(株)「Japan Definitive Issue 1922-1937 Landscape Stamps for Surface Rates」  76LS

無料世界切手カタログ・スタンペディア(株)「Stampedia Philatelic Journal」 90G

株式会社鳴美 「Narumi’s Japanese Revenue Stamp Catalogue」 83V

以 上

続いて、この展覧会のグランプリ作品をご紹介いたします(出品者名<国>、作品タイトルの順)。

【グランプリ・ドヌール】

Choi Cheong-Too (Hong Kong)  Pre-Adhesive Postal History of Macaw 1797-1864

【グランプリ・インターナショナル】

Vincent Ong (Singapore)      The Escuditos of Uruguay

【グランプリ・ナショナル】

Ding Jinsong (China)     Postal History  of Mongolia (1854-1921)

以 上

 

郵政博物館 企画展「鐵―鉄道と郵便―」のお知らせ

東京スカイツリー ソラマチ9Fの郵政博物館では、来る9月22日から12月24日まで、企画展「鐵―鉄道と郵便―」を開催いたします。

この展覧会には、私どもNPO法人郵趣振興協会の協力により、10月27-28日の両日は、とくに「鉄道×切手×販売会」と題し、鉄道郵便に関する展示と鉄道切手の特価販売会が予定され、渡会一裕、アイアイスタンプ、(株)ゼネラルスタンプが館内多目的スペースにおいてブースを展開する予定となっております。

詳細につきましては、郵政博物館のウェブサイトをご覧ください。

※ 内容は予告なく変更されることがございますので、各自お確かめの上、ご来場願います。

【事業報告】「全国郵趣大会 in 島原」の特別講演講師を吉田代表理事がつとめ、好評を博す

NPO法人郵趣振興協会は、2018年9月8-9日の両日にわたり長崎県島原市のホテル南風楼にて開催された、「全国郵趣大会2018 in島原」(主催=全国郵趣大会2018 in島原実行委員会[伊藤純英・実行委員長])における初日のメイン行事である特別講演の講師として、吉田敬・代表理事を派遣(コレクション運搬・展示に係るセキュリティ確保及び講演サポートのため池田健三郎・代表理事が帯同)するともに、その所蔵コレクションを特別に展示し、好評を得ました。

 

 

 

 

 

【写真】講演中の吉田代表理事。メイン・タイトルは「切手に学ぶ世界の知識」、サブ・タイトルは「ゼネラルコレクションの始め方・進め方」

 

 

 

 

 

 

【写真】ショウケース展示された「英領ギアナ4セント」切手。このほかハワイ宣教師切手や英領ギアナのコットン・リールなど世界的珍品切手を含む「目打が初めて公式に採用されるまでに世界で発行された切手」コレクション(5フレーム)も展示

このイベントは、全ての郵趣家を対象に開催されたもので、主催者側の発表で70名以上の動員があり、吉田代表理事の特別講演は、初日(9月8日)の14時15分から60分間にわたり実施され、その模様は地元のマスコミでも報道されました。

 

 

 

 

 

【画像】吉田代表理事の講演について一面で報じた島原新聞(9月5日付)

 

 

 

 

 

 

【写真】会場玄関に掲出された看板と吉田・池田の両代表理事

この特別講演の模様は、近日中に動画を公開する予定となっておりますので、しばらくお待ちください。

また、本件出張に帯同した池田代表理事の私記は、こちらのブログに掲載されていますので、ご興味がおありの方はご一読ください。

本件を契機として、当法人では今後、フィラテリーの振興を通じた地方活性化に資すると考えられる他団体の主催事業について、できる限り支援を行う方針であり、講師派遣や展示協力等のメニューの充実を図るとともに、当該サポートに関する具体的な枠組みを順次整備していくこととしております。詳細が決まりましたら、速やかにウェブ上でも公表いたしますので、地方での一定以上の受益者(参加者)が見込めるイベントをご計画の皆様はぜひご期待ください。

※ 本事業に関しては、講師及び帯同者に係る費用全額はすべて各々の私費により賄われた旨をご報告いたします。