第3回製造面勉強会 開催報告

NPO法人郵趣振興協会が後援し、無料世界切手カタログスタンペディ株式会社が主催する「第3回製造面勉強会」が、2017年7月1日(土)10時より18時まで東京・日本橋富沢町の綿商会館5Fホールで開催され、40名の参加者を得て盛況のうちに終了しました。

当協会の賛助会員は、通常の会費5,000円のところ、協会から1,000円の補助金が出ることから4,000円で参加できますが、今回は、過半の方が当協会の会員特典を利用しての参加でした。

会場入口の看板です。

前回よりもゆったりした会場設営となりました。

司会進行は池田健三郎が担当。

講演のトップバッターは、山田廉一氏。お題は「小判切手の版研究」です。活発な質疑応答も行われました。

昼食休憩をはさんで、午後のセッションは魚木五夫氏の「彫刻凹版とその切手」の講演でスタート。豊富な現物を前に詳しい解説が行われました(撮影禁止のためレジュメを掲載します)。

続いておやつタイムを60分とりました。会場内に設けられたエージェントスタンプ(渡会一裕)さんのブースや、4Fの切手市場で買い物を楽しむ方もあれば、会場内でお茶を飲みながら談笑する方もあり、和気藹々の時間が流れます。

続いては大村公作氏による「私流 昭和・新昭和切手の収集『銘版付きへの拘り、銘版を見極める』」と題した講演がありました。リタッチの細部がプロジェクターで拡大され見易いと好評でした。

最後は、本勉強会主催の吉田敬による「製造面分類が苦手な人も楽しめる『ルーペを使わない製造面研究』」。これにて4本建ての講演は無事終了しました。

終了後は有志による懇親会が近所の居酒屋で開催され、講師の方々も参加して夜更けまで郵趣談義が続きました。

次回の製造面勉強会は、2018年1月の予定です。