<PHILATAIPEI 2026>コミッショナーの選出について

特定非営利活動法人 郵趣振興協会では、世界切手展<PHILATAIPEI 2026>コミッショナーの選定を行ってまいりましたが、11月14日から22日にかけての公募、並びに11月29日に開催のコミッショナー選定会議の結果を受けて、以下の2名の方をコミッショナーに選出しました。

選出コミッショナー 菊地 恵実(きくち えみ)氏
選出コミッショナー 木戸 裕介(きど ゆうすけ)氏

*2名選出の理由は、選出コミッショナーらが、出品フレーム数100を目標とする為です。
*木戸裕介氏はセカンドコミッショナー選定条件を満たさない間は、正コミッショナーにはなれません。


本件選出を当協会に対してご依頼された、佐藤浩一様(全日本郵趣連連合の上部団体である国際郵趣連盟で伝統郵趣委員会の委員長を務める)に、上記コミッショナー2名の選出も含めた回答文書を本日送付しましたが、予めの取り決めの通り、全てを公開にするため、コミッショナー選定会議(以下、会議)の過程を公開します。

会議には応募者4名と、応募者以外6名の計10名が参加しました。会議では当初、「持続可能性確保の観点から、若い方にやっていただきたい」というご意見と、「安心安全な業務遂行の見地から、経験のある方にやっていただきたい」という正反対のご意見が出て、議論が割れました。

どちらも尤もなご意見であり、中野健司議長(当協会理事)を中心に討議が進行する中で、双方のニーズを同時に充足する方法が模索されたところ、審査員にアプレンティスがあるのと同様に、「初任のコミッショナーである場合においては、これを経験者がサポートする制度」を設けることが打開策として提示されました。

すなわちこれは、選任されたコミッショナーがその業務を遂行するに際し、過去にコミッショナー経験のある方が知見を活かして側面支援することにより作品運搬に係る安心安全を確保しつつ、若い方に経験を積んでいただくことで将来に向けた人材育成を図るという手法です。

このアイディアは、コミッショナー業務遂行に不安を抱える初任者が直面するであろう課題解決と負担軽減に繋がる内容であり、かつ作品運搬の安全性向上にも資することから多くの参加者から歓迎されました。

その上で、会議出席者10名中、コミッショナー経験を有する複数の方から、国内および現地における協力について前向きな発言がありましたので、当該サポート制度が有効に機能することを前提として、これをもって議論が収斂いたしました。

同会議の円満な終了を受け、当協会理事会は上記の通り選出コミッショナーを決議しましたが、会議出席者及び選出コミッショナーは、当該2名が初任者となることから、PHIILATAIPEI 2026コミッショナーに対し、経験者からアドバイスを受けつつ活動することを要望しています。

ただ、当協会が現時点で関与できるのはコミッショナー選出までで、その後のサポート体制の運用は、別途の枠組みにおいての対応が求められます。

そこで理事会は、選出コミッショナー2名および、会議出席者のお一人でコミッショナー経験者である池田健三郎氏にご相談し、コミッショナー選定会議において新任コミッショナー候補2名と会議出席者がともに望んだ「支援制度」を構築することとし、PHILATAIPEI2026日本コミッショナーに対する「アドバイザリー会議」の設置・運用に係る諸活動(支援・アドバイスを行うコミッショナー経験者の招致及び連絡調整等)を担う世話人を池田氏に依頼させていただき、御三方のご了解を得たところです。

これにより、選出コミッショナーの活動は、当該「アドバイザリー会議」のサポートを受けつつ行われる旨、聞いておりますので、あわせてお知らせいたします。

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