『切手コレクション展示パネル』改修委員会 より活動のご報告 その3(最終回)

当協会では、3月に吉田敬代表理事を委員長とする『切手コレクション展示パネル』改修委員会 を設置し、郵政博物館の担当者、外注先も交えて、所有する『切手コレクション展示パネル』の一斉回収を今夏実施する方向で準備を進めてまいりました。今回の報告は、6/27の報告8/21の報告に継ぐもので最終回となります。

過去2回の詳細報告に記載の通り、一連の改修活動は順調に進捗しておりましたが、無事9月中に完了し、作業場所からスカイツリーに約50フレーム分が運搬されました。一般への初お目見えは、10/5-6に開催された『ステーショナリー展』で、無事使用開始されました。

 

また、郵政博物館における展示・撤去事務の効率化ならびに格納スペースの極少化を狙い、可動式収納台車2台を追加発注いたしました。

一連の活動について、本年3月の当協会理事会で、2019年度予算120万円、2020年度予算30万円を上限に設定し『切手コレクション展示パネル』改修委員会 (委員長:吉田敬代表理事)に活動を進めさせてまいりましたが、本年度予算については、現時点で、77万5987円の使用にとどまっております。今後、追加で必要となる費用も現時点では本年度・来年度合わせて25万円程度の予定です。

予算は、予め多めに確保したのですが、ここまで安価に改修作業を進めることができましたのは、大半の事務・作業について、郵政博物館の担当者がご尽力くださったことに寄るところが大きかったことをご紹介させていただきます。

なお、本改修を通じて、当協会は100フレーム規模の展覧会の開催を可能とする堅牢な「切手コレクション展示パネル」を所有する事になりました。協会の公益性を鑑み、このパネルを今後とも活用してまいりたいと思います。

『切手コレクション展示パネル』改修委員会
委員長 吉 田 敬