標題の世界切手展は去る2018年5月27-31日にイスラエルのエルサレムにおいて開催され、日本からは審査員として佐藤浩一氏、ナショナル・コミッショナーとして内藤陽介氏が参加したほか、出品者として、当法人の代表理事2名(吉田敬および池田健三郎)が自主参加しました。
日本からの6作品と文献の審査結果は以下の通りです。わが国からの出品作品は、ワールドチャンピオン候補やグランプリ・インターナショナル候補が出るなど(惜しくも受賞は逃しましたが)秀作揃いで、トラディショナル部門から久々の大金賞も出ました。
些か旧聞には属しますが、記録のために掲載
【日本からの出品作品と審査結果】
出品者氏名、作品名、メダルランク(スコア)の順に掲載
<WCC>
・井上和幸 Japanese Post Offices and Foreign Postal Activities in Korea 1876-1909 WSCC
<ナショナル・クラス>
・ 内藤陽介 Postal History of Auschwitz 1939-1945 LV(85)
<伝統:欧州>
・吉田敬 Kingdom of Prussia 1850-1867 LG(96) + SP
<伝統:アジアアフリカ>
・吉田敬 Japan Definitives 1922-1937 LV(88)
・山田祐司 Japan 1871-1876 Hand Engraved Issues LG(97)+SP/GPIC
<郵便史:アジアアフリカ>
・池田健三郎 The Japanese Prompt Delivery in Early Period G(91)
<文献>
・正田幸弘 『国際展物語 1965-2004』 B(62)
・Stampedia.inc Japan Definitive Issues 1922-1937 Landscape Stamps for Surface Rates SB(65)
・Stampedia.inc Stampedia Philatelic Journal G(90)
・(公財)日本郵趣協会 『日本普通切手専門カタログ』vol.1、vol.2 LV(86)
・(公財)日本郵趣協会 『沖縄切手総カタログ』 V(83)