投稿者「池田 健三郎」のアーカイブ

2018年度(第2期) 特別顧問・顧問の委嘱(追加)について

特定非営利活動法人郵趣振興協会では、定款および内規に基づいて、当法人賛助会員(3口以上)の中からフィラテリーや郵趣団体運営に関し卓越した知見を有する識者を特別顧問・顧問として委嘱し、必要に応じて助言をいただく制度を2018年度(第2期)から設けています。

このたび、2018年8月の理事会(持ち回り)において、2018年度の特別顧問・顧問の追加委嘱に関する決議(第2次)を経て、当法人の特別顧問・顧問が計7名となりましたので、以下の通り新しい名簿を公表いたします(任期は2019年3月31日までとし、再任を妨げない)。

なお、今後も特別顧問・顧問は理事会における選任あり次第、速やかにウェブサイトにおいて公表してまいります。

特定非営利活動法人郵趣振興協会 特別顧問・顧問名簿(2018年8月31日現在)

役職 氏名(敬称略) 備考
特別顧問 小林 彰
(こばやし・あきら)
専門はフランス横浜郵便局他。内外競争展において受賞多数。東京都在住。
特別顧問 守川 環
(もりかわ・たまき)
専門は南方占領地切手。当該分野に関する第一人者で著作多数。東京都在住。
顧 問 安藤 源成
(あんどう・げんせい)
専門は日本郵便史及びステーショナリー全般他。内外競争展において受賞多数。2018年3月には郵政博物館にて個展開催。岡山県在住。
顧 問 岩崎 朋之
(いわさき・ともゆき)
専門は日本郵便史(とくに戦後の外信便、ADVERTISED印)。内外競争展において上位入賞。東京都在住。
顧 問 設楽 光弘
(したら・みつひろ)
専門は小判切手、上野国郵便史。国際切手展審査員。内外競争展において最高賞受賞。群馬県在住。
顧 問 長谷川 純
(はせがわ・じゅん)
専門は手彫印紙。内外競争展にて最高賞受賞。愛知県在住。
顧 問 福澤 慶明
(ふくざわ・よしあき)
専門は日本郵便史(主に郵便自動化)。東京都在住。

※ 役職内の並びは五十音順

世界切手展 プラハ2018入賞結果

標題の世界切手展は去る2018年8月15日から18日まで、チェコ共和国プラハ市において開催され、日本からは審査員として設楽光弘氏(当法人顧問)、ナショナル・コミッショナーとして斎藤環氏が参加したほか、出品者として、当法人の代表理事・池田健三郎が自主参加しました。

日本からは9作品52フレーム(文献除く)が展示され、以下のような入賞結果が公表されましたのでお知らせします。

1-A(伝統・ナショナル)

Takaku, Kenichi “Czechoslovakia Hradcany Issue 1918 – 1920” (8) 92 G

1-D(伝統・アジアオセアニア)

Hatanaka, Tamidou “Chrysanthemum Issue of Japan” (8) 88 LV
Nagai, Masayasu “Private Printing Period in Victoria 1850 – 1859”, (8) 95 LG
Ishizawa, Tsukasa “Ryukyus 1945 – 1952” (8) 93 G+SP
Sato, Koichi “Indian Feudatory state: Hyderabad” (5) 91 G

2-D(郵便史・アジアオセアニア)

Ikeda, Kenzaburo ” The Development of Japanese EXPRESS DELIVERY Service in Early Period” (8) 92 G

3-A(文献・単行本)

Sobue, Yoshinobu “Hand-Engraved Stamps JAPAN 1871 – 1876” 86 LV Ichikawa, Toshiyuki “Czechoslovak Gallery” 65 SB
Shoda, Yukihiro “International Exhibition History 1965 – 2004” 61 B

3-B (文献・雑誌)

Yoshida Takashi Stampedia Philatelic Journal 90 G

3-C(文献・カタログ)

Japan Philatelic Society Foundation “Ryukyu Specialized Catalogue” 82 V
Japan Philatelic Society Foundation “Japanese Specialized Catalogue vol.1, vol.2” 87 LV

4-D(ワンフレーム・アジアオセアニア)

Ikeda, Kenzaburo “Japanese High Value Definitive issue “Fujiwara-no- Kamatari 5 Yen”” (1) 86
Iwasaki, Tomoyuki “Advertised Postmarks in Japan” (1) 90 SP

6(オープン)

Tadatsu, Akira “The Czechoslovak government in exile 1940 – 1945” (5) 80 V

2018年度(第2期) 特別顧問・顧問の委嘱について

特定非営利活動法人郵趣振興協会では、定款および内規に基づいて、当法人賛助会員(3口以上)の中からフィラテリーや郵趣団体運営に関し卓越した知見を有する識者を特別顧問・顧問として委嘱し、必要に応じて助言をいただく制度を2018年度(第2期)から設けています。

このたび、2018年6月29日の理事会(於 郵政博物館)において、2018年度の特別顧問・顧問の委嘱に関する決議(第1次)を経て、それぞれの分野においてわが国を代表するフィラテリスト6名の方々が選任されましたので、以下の通り公表いたします(任期は2019年3月31日までとし、再任を妨げない)。

なお、今後も特別顧問・顧問は理事会における選任あり次第、速やかにウェブサイトにおいて公表してまいります。

特定非営利活動法人郵趣振興協会 特別顧問・顧問名簿(2018年6月29日現在)

役職 氏名(敬称略) 備考
  特別顧問 小林 彰
(こばやし・あきら)
専門はフランス横浜郵便局他。内外競争展において受賞多数。東京都在住。
  特別顧問 守川 環
(もりかわ・たまき)
専門は南方占領地切手。当該分野に関する第一人者で著作多数。東京都在住。
  顧 問 安藤 源成
(あんどう・げんせい)
専門は日本郵便史及びステーショナリー全般他。内外競争展において受賞多数。2018年3月には郵政博物館にて個展開催。岡山県在住。
  顧 問 岩崎 朋之
(いわさき・ともゆき)
専門は日本郵便史(とくに戦後の外信便、ADVERTISED印)。内外競争展において上位入賞。東京都在住。
  顧 問 設楽 光弘
(したら・みつひろ)
専門は小判切手、上野国郵便史。国際切手展審査員。内外競争展において最高賞受賞。群馬県在住。
顧 問 福澤 慶明
(ふくざわ・よしあき)
専門は日本郵便史(主に郵便自動化」)。東京都在住。

※ 役職内の並びは五十音順

2017年度 事業報告書等を東京都知事に提出

特定非営利活動法人郵趣振興協会は、関係法令及び定款の定めるところにより、2018年6月29日(土)に「2017年度 事業報告書等」を東京都知事に提出いたしました。

当法人は2017年4月14日に成立した新設法人のため、2017年度は例外的に「法人設立の日から2018年3月31日」までとなっております。

提出書類をご覧になりたい方は、以下をクリックしてご覧ください。

【特定非営利活動法人郵趣振興協会 2017年度 事業報告書等】

(1)2017年度事業報告書等提出書、事業報告書、活動計算書

(2)2017年度計算書類の注記、貸借対照表、財産目録

※ 役員名簿と社員名簿については個人情報が含まれるため、住所情報が削除されたものを東京都のウェブサイト上からご覧ください。なお、役員名簿(当法人役員は全員、無報酬で従事しています)はこのサイト上にも掲載されています。

また、事業報告書等の内容について、ご質問のある会員の方は、ご遠慮なく当法人あてにメールでご照会ください。少々お時間を頂戴いたしますが、後刻、ご返事を差し上げることとしております。

 

「郵便番号導入50周年展」無事閉幕

標題の展覧会は、多数の入場者を得て無事に閉幕しました。

ご来場いただいた皆様に厚く御礼申し上げます。

写真は7月1日(日)閉場後の撤収作業を終えて、関係者で撮影したものです。

主催者(前列左;郵政博物館 冨永学芸員、後列:NPO法人郵趣振興協会代表理事 吉田<右端>・池田<左端>)および展示協力者(後列左からひとりおいて片山氏、横山氏、藤田氏、鈴木氏、水谷氏)のみなさまです。

NPO法人郵趣振興協会、日本郵趣協会主催「全国郵趣大会」に特別講演講師の派遣を決定

このたび、NPO法人郵趣振興協会理事会(持ち回り審議による)は、公益財団法人日本郵趣協会からの要請に基づき、来る2018年9月8-9日の両日にわたり、長崎県島原市で開催される、「全国郵趣大会2018 in島原」の特別講演の講師として、代表理事・吉田敬を派遣することを決定しましたので、ここにお知らせいたします。

このイベントは、全ての郵趣家を対象に開催されるもので、従来100-200名規模の動員があることから、従来並みの参加者が獲得できるのであれば一定の公益性を備えると認められたため、当法人として非営利事業の一部と位置づけて協力することとし、本件の役員派遣要請を受け入れることとしたものです。

主催者によれば、吉田代表理事の特別講演は、初日(9月8日)の14時15分から60分間にわたり「切手に学ぶ世界の知識(仮)」と題して実施される予定となっています。

同大会への参加方法等については、本来ならば会員・非会員を問わず情報を得ることができる手法、すなわちホームページ等により既に広く全国に周知されていて然るべきではありますが、近々にも主催者から詳細が公表されるものと思われますので、参加を希望される方はご注意下さい。

※ 一部の印刷物紙上では吉田敬の肩書が「JPSアルプス・ヨーロッパ切手研究会」と紹介されていますが、本件と同研究会は一切無関係であり、あくまで当法人の公益活動の一環としての派遣であることを申し添えます。また、同大会に関するご質問・お問い合わせは直接、主催者あてにお願いいたします。

「南方占領地のフィラテリー展」開幕しました

郵博特別コレクション展として開催の「南方占領地のフィラテリー展」が本日から2日間の日程で、東京スカイツリータウン・ソラマチ9Fの郵政博物館にて開幕しました。

会場には雨模様の中を多数のお客様が来場されて、活況を呈しています。

この展覧会は明日午後5時30分まで開かれています。ぜひご来場ください。

ワールド・スタンプ・チャンピオンシップ(WSC) ISRAEL 2018 審査結果

標題の世界切手展は去る2018年5月27-31日にイスラエルのエルサレムにおいて開催され、日本からは審査員として佐藤浩一氏、ナショナル・コミッショナーとして内藤陽介氏が参加したほか、出品者として、当法人の代表理事2名(吉田敬および池田健三郎)が自主参加しました。

日本からの6作品と文献の審査結果は以下の通りです。わが国からの出品作品は、ワールドチャンピオン候補やグランプリ・インターナショナル候補が出るなど(惜しくも受賞は逃しましたが)秀作揃いで、トラディショナル部門から久々の大金賞も出ました。

些か旧聞には属しますが、記録のために掲載

【日本からの出品作品と審査結果】
出品者氏名、作品名、メダルランク(スコア)の順に掲載

 

<WCC>
・井上和幸 Japanese Post Offices and Foreign Postal Activities in Korea 1876-1909 WSCC

<ナショナル・クラス>
・ 内藤陽介 Postal History of Auschwitz 1939-1945 LV(85)

<伝統:欧州>
・吉田敬 Kingdom of Prussia 1850-1867 LG(96) + SP

<伝統:アジアアフリカ>
・吉田敬 Japan Definitives 1922-1937  LV(88)
・山田祐司 Japan 1871-1876 Hand Engraved Issues LG(97)+SP/GPIC

<郵便史:アジアアフリカ>
・池田健三郎 The Japanese Prompt Delivery in Early Period G(91)

<文献>
・正田幸弘  『国際展物語 1965-2004』 B(62)
・Stampedia.inc  Japan Definitive Issues 1922-1937 Landscape Stamps for Surface Rates SB(65)
・Stampedia.inc  Stampedia Philatelic Journal G(90)
・(公財)日本郵趣協会  『日本普通切手専門カタログ』vol.1、vol.2 LV(86)
・(公財)日本郵趣協会  『沖縄切手総カタログ』 V(83)

アジア国際切手展 MACAU 2018 日本からの出品作品一覧

標題の展覧会につきまして、主催者ウェブサイトに出品受理作品の一覧が公表されましたので、このうちわが国関係分を以下の通りお知らせいたします。

出品者、作品名、フレーム数の順となっています。

【伝統郵趣】

Nobuhiro SUDANI  Japan Definitives: Vocational Series  8

Tsukasa ISHIZAWA  Ryukyus 1945-52  8

Fumio YAMAZAKI  Hawaii, The Bank Note Issues  5

Takashi YOSHIDA  Kingdom of Prussia, 1850-1867  8

 

【郵便史】

Mitsuhiro OHBA  U.S. Postal Activity in China 1802-1922  5

Takashi YOSHIDA  Roman Letter Machine Cancellation  5

Sumihide ITOH  Foreign Mail in Nagasaki, Japan 1865-1905  8

Koichi SATO  British India Postal History in Hyderabad  5

Fumihisa ITO  Austrian Inflation, 1921-1925  5

Fumiaki WADA  U.S, Post office Department Official Business Air Mail 1911-45  5

 

【ステーショナリー】

Touru SAI  Postal Cards of Japan 1873-1874 Cherry Blossom Issue  5

Satoshi KOMIYAMA  Early History of Japanese International Post Cards  5

 

【テーマ】

Ryoji MURAYAMA C Slania The Greatest Engraver of the world  5

Sadanobu KITAMURA  The Rise and Fall of Hitler and Nazis Germany  5

 

【現代郵趣】

Yosuke NAITO  Postal History of Palestine 1995-2001  5

※ 文献部門は割愛しておりますので、以下の主催者ウェブサイトをご参照願います。http://www.macao2018.org.mo/eng/exhibition/AcceptedExhibits.pdf

「郵便制度史展2018」 無事閉幕

4月20-22日の3日間にわたり、郵政博物館において「特別コレクション展」として開催された、「郵便制度史展2018」(展示者=郵便制度史展2018実行委員会)は、先ほど無事閉幕しました。

今回は、浅草で開催中の「スタンプショウ2018」の参観者の方々に加えて、初日に郵政職員の方々約600名が大挙して来館されるなど、いつもにも増して参観者が多い展覧会となり、大いに盛り上がりました。

NPO法人郵趣振興協会の2018年度事業として第1号の案件でしたが、盛況裡に終了することができ、順調な滑り出しとなりました。

実行委員のみなさま、まことにお疲れ様でした。

撤去作業終了後の集合写真(郵便制度史展2018実行委員会・行徳委員長を囲んで)