国際切手展情報」カテゴリーアーカイブ

NZ 2020とLONDON 2020 についての報告

特定非営利活動法人 郵趣振興協会は、活動の一環として、国際切手展情報の充実に注力しています。
このほど、アジア展 NZ 2020及び世界展 LONDON 2020が当初の予定通り開催されないことが決定しましたのでご案内いたします。

まず NZ 2020です。
第37回アジア切手展として本日より開催されるはずでしたが、同国政府による『2週間の外国人入国者に対する隔離義務制限発表』を受け、NZ2020 実行委員会は、3/14 夕方に、同展をアジア展として開催することを断念し、同国国内展として開催することを発表しました。
なお、あくまでも展覧会は中止になっておらず、主催者の立場で言えば、アジア展でなく国内展に振り替え開催するということになります。

次に LONDON 2020です。
実行委員会は、昨日3月18日に予定通りの開催を断念し、会期を2022年2月19-26日に延期することを発表しました。発表によれば、FIP,FEPAをはじめとする関連団体とここ暫くの間、折衝してようやく発表できたようです。延期される会期の展覧会に関する詳細は今後決めていくとのことです。

PHILANIPPON 2021 の会場・日程が発表

3月10日、日本郵趣協会は、同社HPにて、世界切手展PHILANIPPON2021の会場・日程を発表しました。

会場:パシフィコ横浜 展示ホールB,C(横浜市)
日程:2021/8/25-8/30

本件、日本郵便のHPには掲載されていませんが、日本郵趣協会は同展実行委員会の主力であることと、電話取材した上で確認が取れた事から、掲載します。

NZ 2020 の出品作品が発表されました

NZ 2020 実行委員会は、2020年3月19-22日にニュージーランド・オークランド市で開催する「NZ 2020」にて展示する作品の一覧を発表しました。(こちら

同一覧より日本からの出品を選択してご紹介いたします。

部門 作品名 F 作品オーナー
チャンピオン Japan Definitives 1883-1892 8 Inoue, Kazuyuki
伝統郵趣 Ryukyu Air Mail Stamps 1950-60 5 Ishizawa, Tsukasa
伝統郵趣 Imperial Korea 1884-1905 5 Iwasaki, Zenta
伝統郵趣 Japan Definitive Issues 1914-1925 8 Niwa, Akio
伝統郵趣 Japan Definitives 1922-1937 8 Yoshida, Takashi
伝統郵趣 Romania “King Ferdinand I” Series 1920-1926 8 Itabashi, Yuki
郵便史 Mails between Japan and USA Until 1941 5 Komiyama, Satoshi
郵便史 Austrian Inflation 1921-1925 5 Ito, Fumihisa
ステーショナリ Commemorative Postal Cards of Japan 5 Sudani, Nobuhiro
テーマティク The Development Story of Floriculture 5 Kanomi, Satoko
テーマティク Following the Tracks on City Roads … 8 Enosawa, Yuichi
オープン Tonga Tin Can Mail History 1882-1947 8 Inoue, Kazuyuki
文献 How to Make Your Exhibit for JAPEX 0 Enosawa, Yuichi
文献 Gems on Paper 0 Shoda, Yukihiro
文献 Japanese Stamp Specialized Catalogue Vol.1, Vol.2 and Vol.3 0 Japan Philatelic Society Foundation

アジア国際切手展<TAIPEI 2020> 作品募集のお知らせ

アジア国際切手展<TAIPEI 2020> 作品募集のお知らせ

1.開催情報
(1)    2020年10月23日から27日までの5日間にわたり、台湾・台北市の Taipei World Trade Centre Hall 1において、The Chinese Taipei Philatelic Federation、Chunghwa Post Co., LtdおよびTaiwan External Trade Development Councilの三者からなる組織委員会主催により、FIAPのpatronageおよびFIPのrecognitionの下で第38回アジア国際切手展<TAIPEI 2020>が開催されます。
(2)    本展の特別規則から、出品に関する事項を抜粋しました。正式な規則類や書式等は、必ず同展のウェブサイト等(本日時点で未開設のため、開設あり次第お知らせいたします)でご確認ください(この記載はあくまで便宜上のもので、英文が正規のものとなります)。
(3)    出品申込書への署名はTAIPEI2020特別規則に承諾したと見なされます。

2.日本国ナショナル・コミッショナーについて
(一社)全日本郵趣連合理事会の議を経て以下の通り決定されました。

・氏名:池田健三郎(イケダ・ケンザブロウ/ IKEDA, Kenzaburo)
・連絡用電子メール: kenzaburo@jipp.jp
(スパム防止のため@を半角に読み替えてください)
作品送付先: 〒158-0083 東京都世田谷区奥沢7-33-2-3F

3.日本国内からの出品受付について
(1)    2020年4月10日(金)より4月20日(日)(必着)までの国内エントリー期間内にコミッショナー(池田)宛に出品申込書とイントロダクトリーページ(タイトルページ)を送付してください(すべて英文)。
(2)    特段の事由なき限り、全てのご連絡は上記の電子メールあてでお願いいたします(必要書類はスキャンしたものをpdfファイル等でメールに添付してください)。
(3)    以前の出品作品のタイトルを変更して出品する場合は、必ず、以前のタイトルを出品申込書に記載してください。
(4)    いただいたご連絡にはすべて「Re:」でご返信いたしますが、送信から3日経っても当方からの折り返しがない場合はメール不達事故等の可能性がありますので、至急ご連絡ください。
(5)    組織委員会からの出品可否の通知は2020年7月初頃を予定。

(6)  日本からの出品資格は、全日本切手展、JAPEX、スタンペックスジャパンのいずれかにおいて金銀賞(75ポイント)以上を得た作品です。

4.出品料について
出品料は以下の通りです。
(1)    ユース、文献、ワン・フレームを除く部門:1フレームにつき50米ドル
(2)    ユースは無料
(3)    文献は1件につき50米ドル
(4)    ワン・フレーム作品は1作品75米ドル

5.作品搬入の方法について
(1)    フレーム出品:コミッショナーが全作品を会期前日までに自ら持ち込むことが要求されています。よって出品者には原則として、所定のコミッショナー運搬手数料[1フレーム当たり4,000円]を申し受けます。また、航空会社から超過料金等を請求された場合には、別途、応分のご負担をお願いする可能性があります。
※    当該超過料金発生を抑制し、出品者のご負担を軽減する意味からも、コミッショナーに帯同いただける方は、事前にお申し出頂けますと幸いです。

(2)    文献作品:2020年8月15日必着で、各2点ずつお送りください。
(注:作品受理の連絡前に、絶対に送付しないでください)

【文献の送り先住所】
The OC of Taipei 2020
Chunghwa Post Co., Ltd.
Room 402, 55 Jinshan S. Road, Sec. 2
Taipei 10603, Taiwan

6.TAIPEI2020の出品クラスについて
(1)    競争出品の区分
― Class 1:FIAPチャンピオンシップ・クラス
(2010-2019年の10年間にFIP/FIAP展において3回以上LG受賞の作品)

― Class 2:伝統郵趣
(A) Qing Dynasty(清朝)および中国郵政
(B) アジア・豪州
(C) その他の地域

― Class 3:郵便史
(A) Qing Dynasty(清朝)および中国郵政
(B) アジア・豪州
(C) その他の地域

― Class 4:ステーショナリー

― Class 5:航空郵趣

― Class 6:宇宙郵趣

― Class 7:テーマティク
(A) 自然
(B) 文化
(C) 科学技術

― Class 8:マキシマフィリー

― Class 9:印紙

― Class 10:現代郵趣(1980年以降)
(A)伝統、(B)郵便史、(C)ステーショナリーの各分野
*現代郵趣クラスに作品が受理されることは、他のクラスの受理を妨げない。

― Class 11:実験クラス=絵葉書

― Class 12:ユース
(A)2020年1月1日時点で15歳まで
(B)同16歳から18歳
(C)同19歳から21歳
*年齢区分の他に、伝統・郵便史・航空郵趣・テーマ等、どの部門に出品するかを申込書に明示すること。

― Class 13:郵趣文献
通常の出品申込書に加え、文献用の情報フォームを記入すること。
(A)郵趣書籍・パンフレット・研究書(2015年1月1日以降刊行のもの)
(B)雑誌・定期刊行物(全冊が2018年1月1日以降刊行のもの)
(C)切手カタログ(2018年1月1日以降刊行のもの)
*出品申込書にサブクラスを明示すること。

― Class 14ワン・フレーム(1フレーム出品)
このクラスの作品はマルチフレームからの抜粋された1フレームではなく、ワン・フレーム作品にふさわしい狭い範囲の主題を取り扱っていなければなりません。点数(60-100点)が記載された賞状のみ授与され、メダルはありません。出品申込書には、以下のA-Hのどのサブクラスに該当するか、ご記入ください。
(A)伝統郵趣
(B)郵便史
(C)ポスタル・ステーショナリー
(D)航空郵趣
(E)宇宙郵趣
(F)テーマティク
(G)マキシマフィリー
(H)印紙

(2)リーフの大きさ
以下がFIPによる推奨サイズです(標準サイズの場合、1フレームの構成は4×4=16頁となります[A4判で問題ありません])
①標準サイズ (各頁21x29.7 cm 又は 23x29 cmで、一段に4頁配置)
②ダブル・サイズ (各頁42x29 cm 又は 46x29 cmで、一段に2頁配置)
③中間サイズ (各頁31x29 cmで、一段に3頁配置)

(3)フレーム数
以下の通りです。
Class 1 8フレーム
Class 2-11 過去の受賞歴により
(a)FIP / FIAP 展で大金銀賞以上: 8フレーム
(b)FIP / FIAP 展で金銀賞以下 : 5フレーム
Class 12A 1-3フレーム
Class 12B 2-4フレーム
Class 12C 3-5フレーム
Class 13 郵趣文献は組織委員会宛に「2部」送付
Class 14 ワン・フレームクラスは1フレーム

(4)作品の取扱い等
・出品者は組織委員会により割り当てられたフレーム数を変更できません。
・リーフは保護ラップに入れ、表面の左下にリーフ番号を記入のうえ、組織委員会より支給される専用封筒に収納すること。
・組織委員会は会期中、善管注意義務を果たすが、事故については責任を負わない。

以 上

INTERNATIONAL STAMP EXHIBITION LONDON 2020 の出品作品が発表されました

LONDON 2020 実行委員会は、2020年5月2-9日に英国ロンドン市で開催する「INTERNATIONAL STAMP EXHIBITION LONDON 2020」にて展示する作品の一覧を発表しました。(こちら

同一覧より日本からの出品を選択してご紹介いたします。
なお、同展覧会実行委員会のアイディアで、一覧表には、出品者が提出したタイトルページを紹介するリンクがついています。これは作品の選定並びに事前審査に活用されたものですが、同一内容を一般参加者並びに参観できないフィラテリストにも提供するものです。

Class Exhibit Title F Name Intro Page
01-Championship L. v. Beethoven – His Life in a Historical Context and his Legacy 8 Yukio Onuma Link
02-Postal History German Inflation 1922-1923 8 Fumihisa Ito Link
02-Postal History Advertised Postmarks in Japan 1 Tomoyuki Iwasaki Link
02-Postal History Indian Campaigns 8 Akihiko Koiwa Link
03-Traditional France 1849-1862 8 Nobuto Ariyoshi Link
03-Traditional Private Printing Period in Victoria 1850-1859 8 Masayasu Nagai Link
03-Traditional Austria and Lombardy-Venetia the 1850 issues 8 Tamaki Saito Link
03-Traditional Japan Definitives 1913-1937 8 Yuji Yamada Link
03-Traditional Japan Definitives 1952-1959 5 Takashi Yoshida Link
05-Revenue The Hand-Etched Documentary Revenue Stamps of Japan 1873-1874 8 Stephen Hasegawa Link
06-Postal Stationery Aerogrammes of Ethiopia 1951-1974 5 Kazuyuki Inoue Link
07-Thematic A History of the Telephone 8 Akinori Katsui Link
07-Thematic “Entry of the Crusaders in Constantinople” by Eugene Delacroix. The client’s purpose and the painter’s expression 1 Masaru Kawabe Link
08-Literature Japanese Stamp Specialized Catalogue Vol.1, Vol.2, Vol.3 0 Japan Philatelic Society, Foundation TBA
08-Literature Gems On Paper 0 Yukihiro Shoda TBA
08-Literature Modernest Stamp 0 Taro Yamazaki TBA
08-Literature Stampedia 0 Takashi Yoshida TBA

オーストラリアで2021年に開催される国際展について

アジア郵趣連盟(FIAP)のホームページにて、掲題の件及びアラブ首長国連邦で2020年に開催されるUAE2020について掲載があります。

こちらについて、当協会で、FIAP及び加盟団体ホームページなどを調査し、現時点で判明している内容をご案内いたします。

展覧会名:MELBOURNE 2021

開催地 :オーストラリア・メルボルン市

開催時期:2021年2月

FIAP Patronageの展覧会であり、同展覧会はアジア展ではありますが、その結果をもって世界展に望むことができる展覧会です。

 

なお、UAE2020については展覧会名と主催国以上の情報は見つかりませんでした。

 

アジア国際切手展SINGPEX2019入賞結果速報

2019年7月31日から8月4日の会期にて、シンガポールで開催されている同展ですが、日本からの出品物の入賞結果速報が判明しましたので、以下の通りお知らせします。ご入賞のみなさま、おめでとうございます。

名前(敬称略)、作品名、点数、メダル、特別賞の順です。
GPHCはグランプリドヌール候補、GPICはグランプリインターナショナル候補です(その後、井上和幸氏がグランプリインターナショナルに輝きました)

※ 速報のため、変更となる場合があります。ご了承ください。

正田幸弘 Postal History of Brazil 1795-1877, SP/GPHC

小山隆 Japan Hand-Engraved Stamps 1871-1876, 88, LV
井上和幸 Japan Definitives 1883-1892, 96, LG, SP/GPIC
山田祐司 “Japan Tazawa Series Unwatermarked White Paper Series & Watermarked Old Die Series”, 91, G
丹羽昭夫 Japan Definitive Issues 1914-1925, 92, G
吉田敬 Japan Definitives 1922-1937, 88, LV
赤塚東司雄 “Japan Definitives 1950-1951: Animal, Plant & National Treasure
Series”, 85, LV
石澤司 Ryukyus Air Mail Stamps 1950-60, 82, V
安藤裕 “Great Britain One Penny Black and Red-Brown from Black Plates
1840-1841”, 82, V
小林莞爾 Swiss Definitive Stamps 1854-1907, 85, LV
池田健三郎 “The Development of Japanese Express Delivery in Establishing and Expansive Period”, 90, G
伊藤文久 Poland Inflation 1922-1924, 83, V
虎頭雄彦 “World War II in Asia, Causes and Consequences”, 83, V

市川敏之 Czechoslovak Gallery, 未着
(株)鳴美 Japan The Cherry Blossom Issues 1874, 90, G
(株)鳴美 Study of the Nogi 2 Sen Issues 1937-1947, 78, LS
日本郵趣協会 “Japanese Stamp Specialized Catalogue Vol 1, Vol 2, Vol 3”, 90, G

 

【国際切手展情報】 CHINA 2019 (FIP展) 受賞結果抜粋

グランプリ受賞結果

Grand Prix National
The 1897 Red Revenue Surcharges of China, Ding Jinsong

Grand Prix International
Australia: Private Printing Period in Victoria 1850-1859, Nagai Masayasu(永井正保)
その他の候補作品(調査中)

Grand Prix D’Honneur
The Postal History of Mongolia (1755-1921), Wei Gang
その他の候補作品
Geneva from the Cantonal Post to the Federal Post 1839-1862
Railway Postmarks of the Russian Empire from 1852 to 1917

 

日本からの出品作品の受賞結果

なお、会場での確認を含めて、現時点までに確認できた日本からの出品作品の受賞結果は以下の通りです。

部門 作品名称 F 作品オーナー 受賞結果
伝統郵趣 AOA Australia: Private Printing Period in Victoria 1850-1859 8 Nagai Masayasu LG+GPIC
伝統郵趣 AOA Japan Definitive Issues 1914-1925 8 Niwa Akio G
伝統郵趣 AOA Japan Definitives: Vocational Series 8 Sudani Nobuhiro G
伝統郵趣 AOA Japan Old Koban Series 1876-1879 8 Tabata Yuji G
伝統郵趣欧州 Slovenia 1919-1920, The First Issue 5 Enosawa Yuichi LS
伝統郵趣欧州 Kingdom of Prussia 1850-1867 8 Yoshida Takashi G
伝統郵趣アメリカ Hawaii, The Bank Note Issues 5 Yamazaki Fumio LV
郵便史AOA Foreign Mail in Nagasaki, Japan 1865-1905 8 Itoh Sumihide LV
郵便史AOA Indian Campaigns 8 Koiwa Akihiko G+SP
郵便史欧州 Hungarian Inflation 1945-1946 8 Ito Fumihisa G+SP
ステーショナリ Postal Cards of Japan 1873-1874 Cherry Blossom Issue 5 Sai Touru LV
テーマティク Our Rotating Foot in Cities: Tramway 8 Enosawa Yuichi G
オープン Tonga Tin Can Mail History 1882-1947 5 Inoue Kazuyuki G
文献 How to make your exhibit for Japex (Japan Philatelic Exhibition as
one of national exhibitions in Japan)
Enosawa Yuichi 未着
文献 Gems on Paper Shoda Yukihiro S
文献 Japanese Stamp Specialized Catalogue Vol 1, Vol 2, Vol 3 Japan Philatelic Society,
Foundation
未着

 

ジャパン・フィラテリスト・サミット 2019 のご案内

2017年より毎年一度、フィラテリストの皆様にお集まりいただき、開催してまいりました社交の場を、「ジャパン・フィラテリスト・サミット」と命名し、本年は3月9日の「国際切手展凱旋展2019」二日目夜に開催する運びと相成りました。

昨年、一昨年の「ジャパン・フィラテリスト・サミット」にご参加された方はもちろん、初めての方のご参加も歓迎いたします。

なお本会食は、国際切手展でゴールドメダル以上の栄誉を得た最高レベルのコレクションを構築された本邦在住フィラテリストの皆様を称える「国際切手展凱旋展2019」の祝宴を兼ねております。

開催概要・申込方法をご覧いただき、多くのフィラテリストの皆様のご来臨の栄を賜りたく、ここにご案内申し上げます。

謹 白
2019年2月吉日
特定非営利活動法人 郵趣振興協会 役員一同
(行德國宏  有吉伸人  吉田 敬  池田健三郎)

昨年、一昨年開催された時のスナップより

第1回サミット(2017-6-3

 

第2回サミット(2018-4-21


ジャパン・フィラテリスト・サミット 2019 開催概要・申込方法

と き: 2019年3月9日(土)18時 開場 18時半 開宴
ところ: 日本外国特派員協会 パーティールーム
会 費: 5,000円(当日申し受けます)
食 事: フランス料理(コース、着席)
服 装: 上着・男性はネクタイの着用をお願いいたします

出欠のご連絡:恐れ入りますが、電子メール等の方法にて、お名前と参加者数のご連絡をお願い申し上げます。折り返し確認メールをお送りすることをもって受付完了となります。

ご連絡先:  info@kitte.com

備考
(1)日本外国特派員協会は今年移転し、昨年までの会場とは住所が異なります。ご注意ください。
(2)諸外国のフィラテリーのパーティーの慣行に従い、二杯目以降の飲料は有償です。
(3)本パーティーは午後8時15分頃に終了の予定です。
(4)本パーティーへの参加者には記念品を贈呈致します。

会場地図

東京都千代田区丸の内 3-2-3丸の内二重橋ビル5階(東京メトロ二重橋前駅2分)

国際切手展凱旋展2019 の開催趣旨について

すでにご案内の通り、特定非営利活動法人 郵趣振興協会は、来月3月8日から10日にかけて、「国際切手展凱旋展2019」を開催いたします。同展覧会の開催趣旨について、ご案内差し上げます。

 

【開催趣旨】

近年わが国では、国内競争切手展における上位入賞作品が、世界切手展およびアジア切手展(以降これらを一括して「国際展」と称します)に盛んに出品されるようになり、成績面でもグランプリや大金賞受賞者を輩出するなど目覚ましい成果を挙げていることは皆様ご承知の通りであります。

こうした勢いもあって、近年の出品作品数は総じて増加傾向にあり、国際郵趣界におけるわが国のプレゼンスは、2021年の日本郵便制度創業150周年及びそれを記念する世界切手展の実施(於 東京または横浜)に向け、次第に高まりつつあるといえましょう。

しかしながら、わが国での国際展開催は「10年に1度」という低頻度のチャンスであり、それ以外の国際展は当然、外国での開催となることから、日本在住のフィラテリストが全ての国際展を参観することはほぼ不可能となっています。

事実、世界で戦っている日本人フィラテリストによる世界最高レベルのコレクションを間近で鑑賞するには、相応の時間と費用をかけて開催地に赴くという負担が伴うだけに、そのチャンスは限定的であり、事後の郵趣団体機関誌における報告記事や参観者ブログ等を通じその一端に触れる程度にとどまらざるを得ません。

他方、出品者自身にとっても、各々の国際展で毎回華やかに開催される受賞祝賀会(パルマレス)に参加するには、やはり現地に渡航・滞在する必要があるため、世界中のフィラテリストはもとより、開催国要人や国際郵趣団体役員等の面前で晴れやかに賞状・メダルを受ける恩恵に浴しうる可能性は、実際のところかなり乏しいのが実情となっています。

こうした状況を踏まえ特定非営利活動法人郵趣振興協会では、国際展上位入賞コレクションをわが国のナショナルミュージアムのひとつである郵政博物館において広く来館者に展示公開し、その素晴らしさを間近で体感いただくとともに、その機会を捉えて出品者や多くのフィラテリストが集う場を設け、出品者である凱旋フィラテリストの皆様に祝意を伝えるとともに、フィラテリスト相互の交流を推進する機会をつくることとし、これを「国際切手展凱旋展 2019」として実施することといたしました。

特定非営利活動法人 郵趣振興協会

 

展示作品一覧

コレクション名 F オーナー名
Japan 1871-1876 Hand Engraved Issues 8 山田祐司
Japan: Showa Series, 1937-46 8 伊藤純英
Indian Feudatory state: Hyderabad 5 佐藤浩一
FRANCE 1849-1862 8 有吉伸人
The Development of Japanese EXPRESS DELIVERY Service in Early Period 8 池田健三郎
Advertised Postmarks in Japan 1 岩崎朋之

いずれの作品も今回を逃すと、日本国内で見る機会がすぐにはないコレクションばかりです。同期間には日本切手商協同組合による「JSDA切手まつり」も開催され、全国から東京にお越しになる方も多いのではないかと存じます。ぜひ今から参観のご計画をおたてください。

展覧会名:国際切手展凱旋展2019
(郵博 特別切手コレクション展、2018年度第8回)

開催日時:2019/3/8-10(金土日)10:00-17:30

場  所:郵政博物館