外国切手研究会 第71回Zoom例会レポート

202194日 2000PM – 22:00PM開催『外国切手研究会 第71Zoom例会』レポートです。参加者11人で質疑応答が有りました。

今回はPHILANIPPON 2021特別Zoom例会の開催となり、出品された方、審査員の方、会場に行かれた方のお話や質問等を中心に進行しました。

1人目)「ポケモン切手BOX〜ポケモンカードゲーム 見返り美人・月に雁セット〜」について。https://www.post.japanpost.jp/kitte/collection/archive/2021/0825_01/

抽選で当選された方150名が会場で購入出来る権利が有ったとの事ですが、当日初日に買われた方は15名で、初日押印も可能だったそうですが、某切手商が作成したFDCが僅か2枚だけだったそうです。

2人目)英連邦占領軍B.C.O.F.加刷切手カバーの紹介、以前の記述と重複しますが、B.C.O.F.とはBritish Commonwealth Overseas Force (英連邦海外派遣軍)の頭文字、以前はJPSさくら日本切手カタログにも掲載されており、日本切手収集家にも一定の知名度が有った。

7種貼はFDCや実逓便も残されており、紹介のカバーは1948614日発、622日西オーストリア・パース宛、1981年出版「B.C.O.F加刷切手と日本及朝鮮における英連邦軍及インド軍の軍事郵便業務」伊東由巳著によると、押されている消印「No.8 AUST BASE P.O.」は広島・呉の基地局、「AUST ARMY P.O. 0131」は広島・呉の陸軍局と思われる。

3人目)最近入手したハワイ王国のマテリアルの紹介。

1点目、1セント切手付封筒、スコットカタログ#U10の暫定政府加刷タイプ、シェードやサイズのバラェテイが有る、紹介のマテリアルは二重加刷エラーで現存数4点で未使用のみ。

2点目、6セント切手、スコットカタログ#60の暫定政府赤色加刷タイプで、加刷数字の9が欠けているエラー、加刷のエラーやバラェテイはスコット専門カタログにも現状ではあまり反映しておらず、今後機会が有ればこれらの研究調査データなどを発表したいとの事です。

3点目、50セント切手、スコットカタログ#72の暫定政府黒色加刷タイプで、加刷が右側にシフトしているエラー、更には押されている消印がホノルル局190061311PM、ハワイ切手として最終日最終時間というマテリアル。

今回は以上です。詳細は下記画像をクリックして頂ければ大きな画像で見て頂く事ができます例会内容に興味が有る方や御質問、感想等頂ける方、興味の有るマテリアルを御持ちの方、些細な事でも結構ですのでコメントをお待ちしております、次回の例会は918日午後8時からです。

1 thought on “外国切手研究会 第71回Zoom例会レポート

  1. 山田修史

    私はオーストラリアとインドネシア切手を集めています。南マルク共和国とかウイーン版インドネシアも集めていますがなかなか未集分が難しいですね。

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