外国切手研究会 第9回Zoom例会レポート

2020620日 2000PM – 22:00PM開催『外国切手研究会 第9Zoom例会』のレポートです。参加者12人中9人の発表で質疑応答が有りました。

1人目)インドステーツ各土候国の額面数字表記について。ボパール、ブンデ、カシミールなど。第一次世界大戦時のポーランドワルシャワ都市郵便切手コレクションとカバー。

2人目)スイス不足料切手。アルゼンチンからの印刷物でベルン到着後ジュネーブへ転送されたカバーについて。

3人目)ポルトガルクラッシック、2番シリーズのAfinsa専門カタログを用いたバラェテイの説明。5レイス切手のオンピース、25レイス切手と50レイス切手共に多数貼24倍重量便大型カバーについて。

4人目)ベトナム2020年発行、対新型コロナウイルスキャンペーン切手実逓カバー。キャンペーン印、封筒のカシェ、スローガン印など。

5人目)香港発外信カバー。1941年開戦の為ホンコンビクトリア郵便局に保管され、4年後の1945年日本の敗戦後差出人に戻されたカバー。

6人目)スリナム(オランダ領ギニア)切手ロット。購入検討カバーの購入基準の質問等について、やはりカバーは消印が読める物を選ぶべきとのアドバイス。

7人目)ロシア切手ポーランド使用カバー2通について。共にフランコ印(郵便料金支払済)有り、ワルシャワ差出カバー。ワルシャワ都市郵便切手カバー、マーメイドの図が入った消印使用。ベルギー初期切手外信カバー続報。中継印から読み解くベルギーカレニョンよりフランスバンゥーゼル行カバーの経路。

8人目)インドステーツトラバンコール初期切手(巻貝の図案がユニーク)。マルセラム語?が難解でカバーの解読も難しい。バラエティは豊富。

9人目)スマートフォンのGoogle翻訳を使った切手、消印、カタログの解読について。ドイツ1922年インフレ時期切手のフルシート、ブロックについて。シート耳紙部分の計算数字、フォント、標語がユニークでインフレ額面加刷切手の耳紙バラエティも豊富。情報によると専門カタログも有り過去国際切手展(バンドン)でも出品が有ったとの事。

以上です。例会内容に興味が有る方や御質問等有る方、些細な事でも結構ですのでコメントをお待ちしております。